こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
話題のwithcoinについて調べてみます。
非常に悪い話ですので、どうしてこうなったのか?
を中心にどうすれば防げるのか?を考えてみます。
1.Withcoinについて
正式名:WithCoin(WITH)
公式サイト:https://withcoin.info/en/index.html
Twitter:https://twitter.com/official_with
ホワイトペーパー:https://withcoin.info/whitepaper/en/withcoin_whitepaper_en_201801.pdf
ジェネシス日:2018年5月15日
発行枚数:300億枚
種類:ERC20
特徴:カジノで利用できる通貨
2.通貨の目的と感想
今回の件はスキャム濃厚な通貨のご紹介です。
この通貨が売れた理由を考えるというのが今回の趣旨です。
騙された方が悪いなんてことはあり得ません。
騙した方が絶対に悪いです。
①公式サイトがすぐに検索でひっかからない
②Twitterができたのが6月?
③ホワイトペーパー上は50億枚発行であり、NEMベースとなっている
実際は300億枚であり、イーサリアムベースである。
④Binance上場確定と言われていた
⑤5円を切らないと言われていた
⑥カジノで使われると名前を出していた。
⑦開発者が顔を出していた。
今回は上記の条件の元で買われています
たぶん問題点はこれらが「口コミ」という形で売買されていたことです。
調べようと思っても調べるための情報がないんです。
インターネット上に、
そうするともはやその「口コミ」の相手を信じるか否かということになってしまいます。
IPOの上場詐欺と形は似てる気がします。
この話で厄介なのは、事実ならばあれ、結構いいじゃん?と思わせる部分が多いですね。
国際送金において仮想通貨は最強です。
また、カジノという実需を巻き込みますので実際に使われる需要はあるでしょう。
「奥さん、この通貨Binance上場するわよ」
なんて言われたら凄いじゃないですか!ここだけの話!ですよ。
「あらお安い!」
ということで、この通貨を防ぐにはどうすればいいか?というと
Youtuberが売ってる通貨は全部スキャムである。
という意識を持つところじゃないでしょうか。
もっといえば、ICOは99%詐欺です。
この話を聞いたときにスキャムだと気づけるタイミングは
③か④ぐらいだと思います。
それまでも怪しいですが、確実にアウトと言えるのはこの二つだと思います。
⑥とかはホワイトペーパーではよくわからないんですよね。
本当なら凄い良いことだと思います。
あとは③の話の派生で凄い時間がかかるといった感じであったみたいですが、
作るだけならば、通貨の開発は時間はかかりません。
その辺りの感覚を知っているかですね・・・。
XEMベースは珍しいのでもしかすると大変かもしれないですけど。
プラットフォームとか枠組みはかなり時間がかかると思いますが。
3.まとめ
詐欺の成立要件は相手を騙そうとする意志があることです。
発行者は枚数を変更したり、通貨のベースを変更する等
販売する予定の商品を変更しています。
これは悪質だと思います。
(後々、スワップするという説明があれば許されるかもしれません)。
また、提携等も実体がなかったものを実態があるものとして紹介してますので
やはり悪意があると思います。
今回の件は初期に安価で買った人(例:youtuber)が後に
その人が高く売るという構図です。
仮想通貨で、中間マージンが異常にかかるのはおかしいですよ。
直接購入できないものはまずスキャムです。
なんか公式サイトが作られた時期と実際に動いた時期も違和感があります・・・。
なんで2017年の7月とかにHPできてるものを5月に売るんだろう。
プロジェクトのリサイクルか?
ということで、集団訴訟の準備があるようです。
(ENJIN自体はまともだと考えていますが、二次被害に気を付けてください)。
悪意の人があなたのお金を取り戻してあげる!とかいい寄ってくる可能性があります。
裁判は凄く時間がかかりますが、正しい手順で愚直に対応することが良いと思います。
コメント