こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
大人気海賊漫画ワンピース。
海賊王を目指す青年ルフィ氏が「ひとつなぎの秘宝」を探す冒険漫画です。
様々な冒険を繰り返しますが大切な物はいつだって仲間との「絆」です。
上手くワンピース=仲間との絆説につなげようと思ったのですが、できそうにないです。
というわけで、日本初のDAG通貨を目指すKizunaCoinについてのご紹介です。
4.ウォレットのインストール方法※siken版
1.KizunaCoinについて
正式名:KizunaCoin(KIZ)
公式サイト:http://www.kizunacoin.net/
Twitter:https://twitter.com/kizuna_official
ホワイトペーパー:http://files.kizunacoin.net/wp-jp.pdf
ジェネシス日:2018年7月頃
発行枚数:150億との記載がありましたが200億枚に記載が変わっていました。
40億枚プレセール、7億枚Airdrop
種類:独自規格(バイトボールコピー)
承認形式:Directed Acyclic Graph(DAG)
承認時間:-
特徴:人と人を結ぶ総合的なコミュニケーションのための通貨
内容をDAG版の記載に書き換えました。
2.通貨の目的
通貨の目的については引き続き今の時点では人と人を繋ぐ、投げ銭、決済通貨としての
利用を目指しています。
この通貨の最大の特徴は「日本で最初のDAG通貨」という点です。
DAGはブロックチェーンとは別の技術でクモの巣上に決済都度に承認するような方式を
とるため高速決済、安価な手数料が実現します(ただし、ネットワークの維持が難しいです)。
KIZUNACOINは運営のmori氏がかなり優秀な方です。
運営はすでに法人化済であり、スマートフォン用のウォレットも完成しています。
マスコットキャラきずなちゃんは運営のmori氏のお手製。
何とディスコードの中ではきずなちゃん(bot)とおしゃべりすることも可能です!
他所では上場後の材料とされるようなものを淡々と開発されているのは好印象です。
とりまとめの中心としてスケジュールに従いマルチタスクにこなされています。
他の国産通貨の運営が何人なの?とか法人化は?とか
そうした基本的な事項はすでにほぼクリアしているように見受けられます。
残りの枚数の売却条件はディスコードのmori氏の発言を転載します。
総発行枚数は200億枚 上場時の最大総循環量は5x億枚です。 上場から2ヶ月半は持分の売却を行いません。 その後、コインの売却制限を1ヶ月あたり、最大で4000万枚までとします。 1年で循環量は最大4億8000万枚ずつ増加します。 DAG仮想通貨はマイニングでの新規発行が無いため、売却以外で循環量は増えません。 売却は取引相場の変動を注意しつつ、行います。 売却の方式は変更する可能性がありますが、予告なく変更しません。 予告は変更の2ヶ月前までに行います。 mori個人の保有として10億枚割り当てます。 個人の保有分は9億枚を1年ロックアップし、1億枚を上場後、2ヶ月半から2年ほどのイベント配布分とします。 売却は上場後、1年後から月最大500万枚づつ行います。 DAGシステムはByteballのシステムをベースとしています。 基礎技術の解説は以下をご覧ください。 https://qiita.com/dosukoi_kdm/items/e0e38f029eec0d2719fc
売却条件等をオープンにしていただいており、ホルダーや購入者は
ある程度安心、構えて対処できると思います。
丁寧に書いてくれるのはmori氏の人柄というか真面目な所かなと思います。
3.感想
まず、DAGについてですがDAGはネットワークのエラーがよく出る印象があります。
ネットワークの維持は技術的に難しい物です。
そのためスタートアップのKIZUNACOINの規模感でできるかは不透明です。
完全に200億枚はマイニング済、販売スケジュールは公開されていますが
すべてが運営の物となります。決まった枚数とはいえ高値になってから
大量に売られるという方式はEOSやXRPに近いですね。
1satで売らない、運営がそれだけ利益を市場から持っていくということは
価値は付きづらくなる可能性があります。
ベースとなっているバイトボールは毎月エアドロップをしています
それはノード維持の為かと思われます。
バイトボールの場合、一人が1回の移動で複数回承認を行うことで
ネットワークが維持されます(12人が承認)。
このエアドロップの通貨を移動させる人がいるとその人たちは新しい承認もしますので
ノードが維持されます。
こうした頻繁に移動させる人をどう確保するかは課題になると思います。
TTTという別のDAG通貨でスーパーノードのシステムを用いて対処しています。
通貨の価値はネットワークなので、どうやって維持するかは課題になるでしょう。
ホワイトペーパーが完成していたので読んでみましたが、
DAGであってもコピー通貨が最新の技術というのはかなり疑問です。
厳しいですが技術を売りにできる通貨ではないです。
そうすると内容は無いホワイトペーパーになります。
mori氏は企業への買収可能性も口にされているのですが、
企業様に買収頂いたところで儲かるのは運営のみです。
通貨の価値が高くなりすぎると買える企業はなくなります。
最初から買収を目的とすると長期に運営・維持する自信がないのかな?と不安になります。
もちろんいいケースに転がる可能性もありますが、
企業の中で完結する通貨はその企業の価値を越える様な大きな値上がりは難しいです。
7月時点ですがDAG銘柄はこんな感じでした。
バイトボール 時価総額105億 663千/100万 1枚1万6000円
NANO 時価総額322億 1.33億/3.4億 1枚242円
TTT(トラストノート) 時価総額10.4億 3.1億/5億 1枚3.3円
国産通貨の代表格は
NANJは180億枚(1sat→66sat)、
VIPSは200億枚(4sat→25sat)の価格移動です。
非常に地合いが悪いですが、似たような価格の動きをしてくれるといいですね。
4.ウォレットのインストール方法 ※siken版
DAG版をインストールしたらDAG版も追記します
2018年7月17日時点のkizunacoinのウォレットになります。
少しややこしかったのでメモをしておきます。
Kizunacoinディスコードへアクセス

#重要なお知らせ
より最新のウォレットのダウンロード先にアクセス
(今の時点では1.0.0.6です
https://github.com/KIZUNACOINX13/kizuna/releases/tag/1.0.0.6)
※必ず最新のものを確認してインストールしてください。
インストール方法の詳細は #kizunacoin-wallet-windows or mac にあります。
私の条件はWindows、64bitのため
kizuna_windows_x64_v1.0.0.6.zip
をダウンロードしました。
開くと三種類のファイルが入っていますが、
kizu-qt.exe
を右クリックしてプロパティを開きます。
上のタブの互換性を選択して、
互換モードにチェックをいれてWindows8を選択。
下部の適用をクリックしてOKです。
これをやらないと起動しないため注意です。
私はン?となりました。
(walletの所に書いてあるんですけどね・・・)。
起動した後は同期が完了すればウォレットとして機能しだします。
バックアップは必ず取っておいた方がいいと思います。
5.まとめ
私は面白そうだと期待しています。
初期の循環枚数は50億~60億ぐらいで推移しますので
まず1satでは止まらない類の通貨になってほしいと思っています。
DAGを安定させて、どれだけ盛り上がれるかですね。
今は上場先が限られているようで、苦労されていますね。
5ちゃんねる発の通貨として最後の花火を上げてほしいものです。
6.2018年10月12日追記
いくつか重要なアナウンスとホワイトペーパーの更新がありましたので更新いたします。
前回DAGの説明に過ぎなかったホワイトペーパーから
決済通貨としての出口利用の構想、多角的な決済(実店舗との連携)、
2019年Q1にTSUGUMI(派生コイン)の配布
Q3アルゴリズムの変更?
2019年中にトークン発行機能、IOTとの連携
2019年Kizunacoinの価値を維持する、KEEPという取引所プラットフォームの開発
(ランク別にわけた3段階の取引所)
かなりの内容が付与されているといえそうです。
正直な所、誤字もありますし書いている人が変わったのでは?という内容でした。
7月頃のmori氏は企業に買収される~とか言った話がありましたが方針が大幅に変わった
といえそうです。
一次プレセールをすでにやっている中で根幹からビジネスモデルの転換をすることは
いいとは思えません。またこの内容も非常に大きなビジネスビジョンを描いており
実店舗の運営等をし始めると莫大なコストがかかります。
通貨の発行益しかない団体がどうやってその利益を賄い、維持するのか。
店舗運営で利益が出るとはいえ、あまり運営経験がない人達がそれをやるメリットは?
とか、仕事してる風で雑談レベルの話書いてない?という印象です。
取引所プラットフォームについても取引所の中で運営益はでますが、
かなり時間がかかるでしょう。
上場の際の手数料(%表示ですが、発行枚数から%をとるつもりなのでしょうか)
それをKOJIKIユーザーに配布するということです。
アナウンスがされています。
ステーブル化(フィアット固定)価格が1円にならない限り運営側も当初の予定の
毎月の販売などはしないそうです。
ただ、すでに50億枚近くが流通しています。
50億円の価値産むとか無理でしょ。
板取引になりますので、50億円用意しなければいけないわけではありません。
ステーブルコインはある程度買い支えて信用を作って初めて利用されます。

大きな企業でもない限りは特にです。
日本では2019年にGMO
GMO、日本円連動型ステーブルコイン『GMO Japanese YEN』を2019年に発行予定
GMO、日本円連動型ステーブルコイン『GMO Japanese YEN』を2019年に発行予定GMO社は本日、「GMO Japanese YEN」発行準備への本格着手を発表。「世界標準の革新的な金融インフラとなるポテンシャル」とし、『円ペッグ通貨』の発行を皮切りに、仮想通貨のボーダレスな取引を支援する。
他にも三菱東京UFJ銀行が仕掛ける、MUFGコイン、5月ぐらいに話題になったオタクコイン
会社の形をとっていいます。
数人規模の企業はないでしょう。
さらにKizunaは1sat以下で販売していますので、
50億円配ったようなものです(150倍ぐらいかな?)
コントロールのきかないお金が多過ぎます。
これが成立するならば仮想通貨にScamはなくなるでしょう。
これらをどう受け止めるかですが、
圧倒的にプロジェクトの現実味がなくなったと感じています。
内容は流行りのてんこ盛りという感じです。
はっきり言えば価値を維持する自信がないのかなという印象を受けます。
また、取引所のトークンの配布ですが、そもそも発行量の5%とか10%とかとるって
一部は確かにやってますけどそんな法外なシステムが続くわけがないです。
20か所に上場したらその通貨どこにも上場出来なくなります。
上場費用が掛かるのであればフィアットで上場費用を取るのが適切であり、
エアドロップ分は別に設定するのでしょう、
それを数字まで出してホワイトペーパーに書くのはあまりにも現実味がないです。
なお、ステーブルコインにその機能を付与すると
1円の価値の担保に加えて、配当収入を得られることになります。
そうすると絶対に1円より高くなります。
(現金で持っておくより配当の分だけ得です)。
このホワイトペーパー、ディスコードでの発言を拝見して
運営は非常に困ってるんじゃないかなという印象を持ちました。
当初の予定が狂うような事態に陥ってるのでは?
1円になるならば私は非常に得です。
AVACUSでの利用を目指すのは良いと思います。
目にふれる機会が増えることは良いです。

かなり厳しい目でみながら進めるべきだと思います。
mori氏の個人プレーということですが
通貨の根幹の部分で上手くいっていない可能性が高いのかな
という印象を深めました。
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