こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
先日書いた
2018年600冊以上買って面白かった完結済漫画ベスト10
に対抗して、次は「連載中」の作品に絞りランキングをしていこうと思います。
完結済の作品ランキングを書いていて思ったのですが
連載中と完結済って
出だしが面白くても後半ダレる可能性があること。
評価として期待値の部分が大きくなること。
で、違うと思うのです。期待の乗り方が!!
ですが、2018年今年実際に手に取って面白かった漫画になります。
お正月やお休みの期間、お時間もできるでしょうから是非読んでみてください。
目次
・無能なナナ(サバイバル)
・天国大魔境(サバイバル・ドラマ)
・血と灰の女王(サバイバル)
・ロード・エルメロイII世の事件簿(ミステリー)
・サタノファニ(サバイバル)
・BEASTERS(ドラマ)
・ヒナまつり(コメディー・ギャグ)
・ベアゲルター(アクション)
・ランウェイで笑って(スポコン)
・ワンパンマン(アクション)
1.連載中作品おすすめランキング10位~6位
10位 無能なナナ(るーすぼーい、古屋庵)
掲載誌:月刊少年ガンガン
期間:2016年6月~
既刊:4巻
いきなり、今年に近いという条件からはずれてしまいすみません。
月刊誌のためまだ4巻しか出ていません。
能力者と呼ばれる特殊能力(火を出せる、氷漬けにできる等)を持った少年少女
彼らは「人類の敵」と呼ばれる未知の敵との戦いに備え、絶海の孤島の学校で
日夜訓練に励んでいます。その学校に暗殺の命を受けた人が一人……。
果たして人類の敵とは?能力者とはなんなのか?暗殺者の目的は?
といった話になります。
上記のあらすじはかなりぼかして書いており
お時間があれば是非、第一話を是非読んでみてください。
ガンガンオンラインで読むことが可能です(http://www.ganganonline.com/contents/munou/)
るーすぼーい先生はとある大人向けゲーム業界では有名な方でして
ミスリードをさせるようなトリック、ミステリーが非常にお上手な方です。
一巻の勢いがすごかったので、ペースダウンをしたように感じていたのですが
四巻はなかなかいい出来でした。
ミステリー、サバイバルなんかがお好きな人にはおすすめです。
絵柄がかわいいので、可愛い絵柄が苦手な人には難しいかもしれません。
9位 天国大魔境(石黒正数)
掲載誌:アフタヌーン
期間:2018年1月~
既刊:1巻
すごい悩んだんですよ。何でこの位置にしたかっていうと
「このマンガがスゴイ2019」の一位だからです。
せっかく自分でランキングを付けるなら自由にするべきです。
でも、しょうがないかなって・・・。
僕が好きなのは木曜日のフルットですし、最近読んだのは
それでも霊がみて見たいです(それで心霊スポットにも行きました)。
すでに臭い設定がゴロゴロ転がっているしこうなれば石黒正数先生の作品は面白くなるに
決まってるだろうと思うのです。
しかしこう大衆に迎合する感じを受け入れていいのか否か。
そんな悩みがあり、9位とさせていただきました。
読み手が後から読み直した時に気づくトリックが非常にお上手なので受賞のコメント通り
終わってからちゃんと評価されるべきかなと思います。
1巻だけ1位だからと期待して読むとどうなるんだろう?で終わってしまっているので
この後どうなるか?というのは全然わからないんですよね。
これで一位は先生のコメント通り早すぎるだと思います。
ミステリー好きな人にはお勧めです。
8位 血と灰の女王 (バコハジメ)
掲載誌:裏サンデー・マンガワン
期間:2016年12月~
既刊:5巻
公式サイト:https://www.urasunday.com/chitohai/index.html
またやってしまいました。2016年だ。
しょうがないですよね。今年知ったんですから。
まだ、知名度はそこまでないんじゃないかなと思いますが
大人向けの若干グロめのアクションヒーロー漫画といった印象です。
次にくるマンガ大賞受賞ということです。
富士山が噴火し、火山灰が散る日本でヴァンパイアの王を巡る戦いが
繰り広げられています。猫を救うために事件に巻き込まれてしまった
主人公の善はヴァンパイアになることで一命をとりとめ選択をすることになります。
「誰も死なせたくない、だから戦う」
青臭い正義感の善と王になるためドミノ(美人)が手を取り戦っていくといったお話です。
弱いながらも主人公がブレない、そして善人である。
段々と成長していくといった姿はとても魅力的です。
今どきの作品らしく「えっ」となるような虚を突かれる展開があります。
また、グロ度はかなり高いと思います。苦手な方はご注意ください。
バトルロワイアル系ですかね。
7位 ロード・エルメロイII世の事件簿 ( 東 冬、TENGEN、三田 誠/TYPE-MOON、坂本 みねぢ) (紙の本で購入AA)
掲載誌:ヤングエース
期間:2017年11月~
既刊:2巻~
まず、非常に人を選びます。
Fateという世界の中の、スピンオフであるFate/Zeroの登場人物である
ライダーのマスターウェイバーが強く成長し、ロードを名乗れるまできている
未来の世界の話になります。そのためFate、Fate/Zeroについて見識がない人には
高い高い敷居があります。しかし受け入れられる土壌がある人にはたまらない作品です。
TypeMoonの作品は昔から「語られない設定」が非常に多く、設定のtipsから妄想し
読み取るのが読者の一つの楽しみです。
月姫もFateもZeroも時計塔の人物は登場しますが内部はあまり描かれていません。
時計塔を舞台にした作品を見たことがなかったのでとても面白かったです。
ストーリーの形式としては魔術的怪異に巻き込まれたロード・エルメロイ2世が
自身の知識と経験を基に解決をしていくという物。
魔術探偵物といったところですかね。
FGOにも登場しているのでそちらを納めている方にもおすすめです。
設定にのめりこめる方、少しオタク向けですのでそこはご注意ください。
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6位 サタノファニ(山田恵庸) (紙の本で購入AA)
掲載誌:週刊ヤングマガジン
期間:2017年3月~
既刊:7巻~
これも若干エログロサバイバルといったジャンルになりますので
少し読み手を選びます。悪魔憑き(サタノファニ)と呼ばれる少女たち。
凶悪な事件を起こしながら記憶を持たず。離島の羽黒刑務所に隔離されています。
そこでは毎晩実験が行われていて…。
独特のセリフ回しや雰囲気を楽しむことができる人にいいと思います。
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2.連載中作品おすすめランキング5位~1位
5位 BEASTERS(板垣巴留) (紙の本で購入AA)
掲載誌:週刊ヤングマガジン
期間:2016年9月~
既刊:11巻~
デビュー早々にこの作品を仕上げているのは鬼才です。
世界観は肉食動物と草食動物が共存する世界。
チェリートン学園に通い演劇部の裏方として頑張るハイイロオオカミの青年
レゴシを主人公としています。ある時演劇部の仲間であるアルパカのテムが
肉食動物に食べられる食殺事件が起きます。演劇部の中に犯人がいるかもしれないと
ギクシャクとなってしまいます。肉食と草食、本来交わらない二種類の
動物が共存しているこの世界で何が起きているのか。
面白いところは肉食でありながら暴力を振るわない肉とらないレゴシ
しかし、本能にはあらがえずある夜ウサギに襲い掛かってしまいます。
このドワーフウサギの少女ハルはハルで弱小の草食動物でありながら、
ある意味では強くたくましく生きる少女でした。
レゴシはハルに恋をして…。
登場人物が動物の癖に人間的で面白いです。
動物の本能という業を背負っているのにとても人間的です。
4位 ヒナまつり(大武 政夫) (紙の本で購入AA)
掲載誌:ハルタ
期間:2010年6月~
既刊:16巻~
連載中のギャグ漫画で最強。
未来からきた超能力を使える少女ヒナとヒナを拾い面倒を見ることになった
ヤクザ新田のお話です。当初は常識はないけど食欲はあるヒナがトラブルを起こす、
新田が巻き込まれるという一つのお約束でお話が展開したのですが
ヒナも10巻でついに高校生に、作中の役割がトラブルメイカーから
比較的まともにランクアップしました。未来人以上におかしな人が多すぎる…。
漫画の中でキャラクターが年齢を重ねて変化をするって難しいと思うのです、
漫画の刊行ペースト読者の時間は違いますし、お約束を続けていればいずれ飽きられるます。
かといって急に変われば嫌われてしまいます。
非常に綱渡りなバランスを求められるのですがとてもうまくやっていると思います。
コメディー路線の漫画はピークは比較的短命で過去の人気にあやかった
ロスタイム運用が多くなりがちです。しかし、ヒナまつりは今も進化しているところが
すごいです。女子中学生でありながらあらゆる面でプロになれる瞳ちゃんが好き。
3位 ベアゲルター(沙村広明) (紙の本で購入AA)
掲載誌:月刊少年シリウス
期間:2011年~
既刊:4巻~
無限の住人、波よ聞いてくれの作者である沙村先生の作品です。
公式によってつけられたのは「叛逆ずべ公アクション」なんでやねん!
とある島の秘密を巡った争いになります。
その島の出身でホームレスとなっていた女性忍はヤクザのお金を持ち逃げしようとした
下っ端ヤクザ杉戸に巻き込まれ懸巣組の仕事に協力をすることに。
数年ぶりに訪れた故郷の島は売春島になっているやら、協力した仕事をしてみれば
美女スナイパーに狙撃されて、中国美女が迎撃にでてくるやら…。
一体何に巻き込まれていくのか。
作者の沙村先生が「HUKAKの復権」をテーマにされているというお話があります。
派手な動きの外連味ある格闘技(HUKAK)、全部日本語じゃん。
ありえないギミック、相手の顔をひっくり返す。シューズに電撃が仕込んであるとか
そうした武器が漫画だしかっこいいからいいじゃん!といったノリになります。
島がやっていることはなかなかえげつないのですが、現実で考えるとあり得ないだろう
ということをそれっぽい設定とそれっぽい雰囲気でやっている点が面白いです。
古いアクション映画を見ているような感覚で楽しめます。
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2位 ランウェイで笑って(猪ノ谷言葉) (紙の本で購入AA)
掲載誌:週刊少年マガジン
期間:2017年5月~
既刊:8巻~
今一番きている衣料系スポコン漫画です。
貧しい家庭環境ながら服を作るデザイナーを目指す少年育人と
小柄で本来はモデルになれないとされる少女千雪、
二人が高校で出会いそれぞれの目標に向かい努力するお話になります。
お洋服の知識が出てくる場面はありますがベースはスポコン。
とにかく努力をして、勝利をつかみ成長をしていきます。
ヒロインである千雪はヒロインでありながら友人的。
共に壁にぶつかったときお互いの力、姿を見てその壁を乗り越えていきます。
ファッションをテーマにされており、一般人には敷居が高いのですが、
説明が丁寧で「何をしているのか」がわかりやすいので受け入れやすいです。
お洋服や、少年が成長していく姿が好きな人におすすめです!
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一位 ワンパンマン(村田 雄介、ONE)(紙の本で購入AA)
掲載誌:となりのヤングジャンプ
URL:https://tonarinoyj.jp/episode/13932016480028985383
期間:2012年6月~
既刊:17巻~
何をもって一番にしようかなと思ったのですが、
毎回WEBサイトに掲載されたのを見ていること、
そのうえでコミックまで買っており、こうなるともう私の一番は
ワンパンマンでもいいのかなと考えました。
アクション、ヒーロー物になります。
ランク付けされたヒーローにより治安が維持されている社会で
ヒーローになるために修行をした主人公サイタマ(ハゲマント)は
あらゆる敵を一撃で仕留めるヒーローです。
日々出てくる巨悪達を人知れず倒しています。
新たな敵を求めながら、強くなりすぎた虚無感、孤独感。
独特のワンパンで終わっていくテンポと他のヒーローの緊張感に比べて
やる気のないサイタマにより作られる空気が見どころです。
サイタマが異常なだけで他のヒーロー達は真剣に対策や戦いをしているので
彼らの技や戦闘シーン(見せ場)は面白いですよー。
3.まとめ
私の趣向がある、独断と偏見のランキングですので色々なご意見あると思いますが
ご容赦ください。サバイバルやちょっと独特の空気感がある作品が私は好き見たいです。
年末年始や、お時間ができたころに一度読んでいただけると幸いです!
楽しい漫画に出会えますように!
書くのが大変ですが、たくさん紹介できるのがいいですね笑
完結済作品についてもランキングを作成してみました。
よろしければ是非読んでみてください。
完結済作品は連載中作品と違い、作品が完成しているのでそこがいいですね!
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