こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
かねてより追ってきたZaifですが、
正式な事業譲渡のプレスリリースがでました。
お客様預かり資産に関する金融支援 正式契約締結のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000012906.html
これで正式にZaifはフィスコの傘下に入ります。
過去の記事
私がZaifを結構好きで書いている者の時系列だけでも
【2018年春】Zaifをめっちゃ褒めてみる(2018/2/16)
【掌】Zaifがやらかした件について(2018/2/17)
Zaifが分社化した件について(2018/7/3)
Zaifのハッキング話と最近のハッキング事例(2018/9/20)
三回目の行政指導(近畿財務局)
と、イベントの多い会社でございました。
今回傘下に入り何が変わるのか。
事業の継承なため、名称等はどうなるかわかりませんが、
Zaifの業務は株式会社フィスコに引き継がれます。
公式サイト:http://www.fisco.co.jp/
仮想通貨自体についてはBTC,BCHは現物補償
MONAについては一部現物補償(4割が現金補償)になるようです。
我々ユーザー側もフィスコへの業務委譲に同意(拒否)をする必要があります。
(個人情報や口座の情報の移管があるため)。
これは電磁的方法でとるということですのでメールもしくは取引所にログインした際にでも
文章が出るんじゃないかと思われます。
フィスコ側のプレスリリースを読み解く
http://www.fisco.co.jp/uploads/20181010_fisco_ir.pdf
PDFでプレスリリースがされています。
ざっくりした内容は
フィスコは法人向け取引所でZaifの抱えている個人のお客さんは魅力
50億円は社債を発行し、子会社とあわせて負担する。
移管の同意をとれなかった分については現金で清算をする(2019年1月31日)
返還義務はフィスコがZaifから承継
フィスコの行政処分については真摯に改善に挑む、Zaifは交換業を返却。
コムサのICO資金(100億円)はテックビューロホールディングスが計上、開発
といった感じでしょうか。
自分が注目したのはZaifの株主の割合で
やはりほとんどが朝山氏の持ち分+VC(ベンチャーキャピタル)でしたね。
面白いのは前回調査した際にはいなかったCCCの存在でしょう。
7月にはいなかったはずなので誰かから引き受けたのだとおもうのですが、
どうやって5%も取得したんだろう。
CCCはTsutayaPointを抱えており、巨額の準備金を用意しているはずです。
そのため仮想通貨には興味あると思われます。
仮想通貨関連だとアンケートしてるぐらいかな。
https://www.ccc.co.jp/news/2017/20170215_005356.html
最後に
引き続き行政処分の改善になってくると思います。
名前がどうなるかわからないですが、Zaifもこの先も使えるでしょう。
フィスコは2015年7月に株で処分受けてるんですね。
http://www.fisco.co.jp/news/news.html?post_id=7505
インサイダーも名指しで指摘されるのは珍しい気がします。
お金って多少ルール外にしたほうが圧倒的に儲かるケースが多いので
Zaifを引き受けること、会社のコンプライアンスがどの程度意識があるのか。
はこの先も気になることが多そうです。
<関連記事>
Zaifのハッキング話と最近のハッキング事例(2018/9/20)
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