ビットコインとナスダックのチャートは【似ている】内面を分析する

猿でもできるFX 戦績と戦術

こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。

 

一部で話題になっているBTCとナスダックのチャートがそっくりだというお話です。
自分の視点で考えていきたいと思います。

 

 

チャートを比較してみる

NADAQ2000年頃(ITバブル)

NASDAQちゃーと

ビットコインチャート(2018年11月)

ビットコインチャート

似てるっちゃ似てると思います。
今日ビットコインはさらにズドーンと落ちてしまっており、
昨日までとは少し変わってしまいましたがここから大きく戻して横横すれば
似たような形を作れる可能性があります

異常な速度で上昇し、高値更新できずに落ちてそのままずるずると落ちていく
バブルチャートのパターン通りなのでしょう。

 

ちなみにNASDAQが現在どうなっているか

NASDAQ(2018年11月)

NASDAQ高値更新

高値更新をしています。(今でこそ落ちていますが)。

同じチャートパターンなら上がるんじゃないの?!というのが
このチャートがそっくりだと主張する人の言いたいところだと思います。

 

株と仮想通貨は同じなのか?

これに目を瞑ってチャートが同じだから上がるという主張をするのはおかしいと考えます。

株式について=企業の価値が反映される(国としての成長、人口が増えていれば成長)
仮想通貨について=需給の関係(需要が増せば価値が上がる)。

双方板取引ですので、需給的な側面はあると思います。
ただ、それでも株式は内包しているものが仮想通貨に比べて大きいです。
企業としての価値が内包されていて、そして企業に対して行う国としての施策、
世界人口の増加は企業の利益に影響します。

 

2000年頃のアメリカのGDPと今のGDPを比較してみましょう。

2010年2018年
人口282.30328.1245.82
GDP10,252.3520,513.0010260.65

(人口は100万人、GDPは10億USD単位となります。
世界経済のネタ帳さんを参照させていただきました)。

 

単純にアメリカはこれだけ人口も増えていて国内でこれだけ生産していて
ということになります。だからこそNASDAQの株価に反映されます
(アメリカという国は世界を取りまとめる立場ですので世界経済も
アメリカにとっては+です)。
NASDAQの裏付けにはアメリカの成長(GDPだけでいえば2倍)があることがわかりました。

さて、では同じチャートになるには仮想通貨も
12月のバブルの倍ぐらいは需要が増えないといけないのではないでしょうか?

 

半減期の存在

ビットコインは定期的に採掘の報酬が減る、半減期という設定がなされています。
これにより価格が上昇し半永久的に利用ができるというのがビットコインの賢いところです。
2020年頃に来るといわれており、ここはポイントになります
需要が一気に上がるということです。

この辺までは大きく需要が増えて上がるということはないのかなと思います。

 

ハッシュレートについて

BTCハッシュレート(2018年11月)

BTCハッシュレート

2018年11月現在ハッシュは折れ曲がりました。
で、よく言われる2014年~2016年の停滞期(MtGOX後価格は伸び悩んでいました)。

2014年ハッシュレートこの時はハッシュレートは上がり続けています

(両方ともにhttps://www.blockchain.com/ja/charts/hash-rate?timespan=all 参照)。

今、ハッシュレートは折れ曲がっていますが、
この後、著しくハッシュレートが伸び悩むようなことがあると
2014年のリマインドとは状況がまた違うと思います
(新型のマイニング機が稼働しだすと上がることにはなると思いますが)。

ハッシュレート自体は上げ続けないと価格は上がらないんじゃないかと思います
これが唯一価値の根幹になる可能性があります。

ただしマイナーがどんなに労力をかけてもその労力に見合う収入が得られるか
なんて保証はされていません。マイナーにとってはやめる自由もあります。

忘れちゃいけないこと

NASDAQと仮想通貨は違うということはお判りいただけたと思うのですが、
忘れてはいけないのは仮想通貨がチューリップだった時の可能性です

チューリップバブルも同じチャートを描き、最後には無価値となりました
チューリップも需給の関係で、需要がなくなれば一気に下がります
私はBTCはここまできて無価値になるということはないと思いますが、
(チェーンが止まったら無価値になるかもしれません)。
今は将来のビットコインの価格にとっても局面であり、
NASDAQのチャートと似ているから大丈夫
なんて言える状況ではないと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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