こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
今回ご紹介するのは特にセールになっておりません!
モリタイシ先生の「あそこではたらくムスブさん」です。
まだ1巻のみですが、期待大な感じですので感想を書いていこうと思います。
目次
1.あそこではたらくムスブさんについて
本の詳細
タイトル:あそこではたらくムスブさん
作者名:モリタイシ先生
作者Twitter:https://twitter.com/moritai4
公式サイト:https://gekkansunday.net/series/musubusan
(こちらで一話を読むことも可能です!)
掲載誌:月間少年サンデー ゲッサン
あらすじ
ゴム製品を製造する湘南ゴム工業株式会社に勤める主人公「砂上」は異動に伴い、
ひそかに好意を寄せていたムスブさんのいる総合開発部にいくこととなりました。
憧れの人と一緒に楽しく研究開発するものは・・・コンドーム。
あそこで働くというのはゴムの会社のコンドームの研究部門ということになります。
表紙のスーパー美少女ムスブさんと一緒にコンドームの開発をする。
コンドームについての知識を学ぶストーリーです。
性的なものを感じますが、内容はいたって真面目。えっちなのはありません。
製造工程を舞台にしてみたり、コンドームは法律上は医療機器であり、
どんなルールがあり、なぜ必要とされているのかを学ぶことができます!
ちなみに取材先は超有名企業「相模ゴム工業株式会社」様です。
これは信頼できますね。
2.どこがおもしろいのか
感想
内容は非常にまじめです。
我々、男性諸君は常にセクシャルな内容を期待しがちですが、
モリタイシ先生が実際に取材をされているため本当に詳しい知識を得られます。
また、可憐なヒロイン「近藤結」(コンドウムスブ)ちゃんは超真面目っこ。
時折ぎょっとする場面がありますが、それはすべて開発の探求心!
我々の邪な心は一瞬で却下されます。
あくまでも開発のために試験してる、実験してるだけですから!!!
主人公の砂上君が読者と同じ視点で質問するのと
ヒロインが真面目な心でかわす、そこにドキドキニヤニヤするラブコメになります!
絵がかわいい
ほぼ表紙買いでした。
モリタイシ先生というと自分は「いでじゅう」という作品しか読んだことがなく
数年ぶりに再会したのですが、こんなにかわいい絵になったんだなぁと思いました。
いでじゅうの時もむちむちっぷりがスゴイなと思ったのですが
ムスブさんの白衣と黒タイツ
素晴らしい!これはいいものだ!!!
ボリューム満点のボブカットもかわいいです。
僕は黒髪ボブが大好きだったことを再認識させてくれました。
3.前作いでじゅうについて
私が好きな漫画にいでじゅうという漫画があります。
サンデーで連載されていた県立伊手高校柔道部物語 略していでじゅう
柔道部でのギャグ・ラブコメ漫画です。
主人公の林田は柔道馬鹿で、漫画の影響で柔道部を盛り立てようと
頑張りますが、やる気があまりない独特のメンバーに振り回されるギャグと
ヒロインの森 桃里に恋するラブコメパートの漫画でした。
柔道はたまにしかやりません。
ついついラブコメ漫画に入れがちな特殊な設定(ヒロインが宇宙人とか幽霊とか)は
ない普通の世界でのラブコメです。(ギャグ要員はおかしいですが)
一番覚えているのは三角関係のヒロイン中山朔美ちゃん(1個下の後輩)です。
林田はモリモリ(森桃里)に一途ですが、中山ちゃんは林田に中学生のころから一途です。
林田からするとずっと後輩ですが、中山ちゃんは振り向いてもらうために頑張ります。
世の中のラブコメは大体ヒロインとくっついて終わります。
くっつかない場合は、ハーレムエンドです。
くっつくためにはサブヒロインたちは最終結果前に処理されます。
サブヒロイン達は最終回の直前に慌てて主人公に告白して
主人公に俺は好きな人がいるから・・・とさんざん気を持たされながらフラれます。
これがラブコメです。
しかもじゃあ次の人へとリスタートすることは作中ではまずできません。
(そのヒロインを応援していた読者がいるため切り替えが早いと反感を持たれてしまいます)
そう負けヒロインは難しいんです!!!
中山ちゃんは告白をせず、自らの意志で身を引く。
というキャラクターになります。
健気すぎるで・・・ほんま。
ラブコメパートの心理描写は素晴らしく、
モリタイシ先生の真骨頂はここにありだと思います。
最後に
モリタイシ先生は今、グランドジャンプでラジエーションハウスを連載されており、
同時進行となります。
ゲッサンは月刊誌ですので、コミックは1年に1冊ぐらいしか出ないでしょう。
そのため展開が見えるようになるまで少し時間がかかるかなと思います。
知らない知識の分野×ヒロインのかわいい力=ラブコメ力
期待をプンプン感じてます!!!
おすすめです!
kindleは頻繁に価格がかわりますので、必ずご確認の上ご購入ください。
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