こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
あまりかけていなくてすみません、生産性落ちちゃってますね。
時間のリソースというかうまく使えていない感じです。
チャート分析をしていきたいと思います。
前回記事
下落に比べると大きな反発をしており、目線が変わりそうになりがちなのですが、
まだそんなに変わってないかな…。
もう少し上にいくと目線変えていい気がしますが。
チャートから分析する
週足チャート
去年、今年は引き続き下落トレンド
2018年5月から見た場合は超長期の上昇トレンドをギリギリ守っているといった感じと見ます。
過去に比べて出来高が随分減っています。
出来高は「BTCの売買された数」です。
上昇トレンド時は陽線で積まれて、下降トレンド中は陰線が目立つようになっています。
上昇トレンド時に購入した人が手放しているような状態かな。
直近のパターンは2,3本陰線が続いて3本ぐらい陽線が続くも
崩されるといったパターンかな。
(崩されると買っていた人も売りにまわるから大きな下落につながる)
出来高減ったまま横横出来れば売り枯れみたいな感じになりそうな気がします。
日足チャート
前回自分が引いていた下落トレンドのラインがこんな感じ(1月14日にかいたもの)
当時予定していた3200よりも上で反発しましたね。
上に行けるかどうかはまずは、この下降トレンドライン
(下のチャートの黄色い線&上野チャートの白い線)を抜けるかだと思います。
少し面白いのは今ちょうど雲の切れ目(上野のチャートの赤丸位置)、
ここを抜ければ買い手にも安心が生まれて底固めができるのでは?
と思います。
分厚いレジスタンスである4500を越えられるぐらいになると
買いがついてくるような状況になる気がします。
ちなみに、去年はっきりと日足の雲を越えれたのは5月の高騰時、8月の高騰時だけです。
なので越えて守れるようになってくると雰囲気への影響は大きいはず。
時間足チャート
4時間足です
このあたりでぶつかりそうな気がするので、
現実的な上昇幅は3900$ぐらいじゃないかと考えます。
ここから上は4500ドルぐらいまで直近高値のレジスタンス(4150,4250,4500)、
フィボナッチの38.2%とレジスタンスが非常に多く、ロングで入るメリットが見出せません。
この辺は売りじゃないかな。
そこでどう落ちるかですね。
3400よりも上で止まって底を上げていけるならば、上に抜けるチャンスがでてくるでしょう。
1時間足です
ハッシュレートから分析する
ハッシュレート:https://www.blockchain.com/ja/charts/hash-rate?timespan=1year
一応堅調という感じでしょうか?
下落に転じないか、という点は注視するべきでしょう。
他のファンダについて
世界経済について
利上げ見送りの意向が提示されてアメリカの株価は回復。
日本もだいぶ戻しました。
ただ、どうにも数字があまりよくないです。
日本経済新聞
日本電産・永守会長「尋常でない変化」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40153360X10C19A1TJ3000/
日本電産の永守会長の肌感覚みたいな記事なのですが、
よくまとまっておられました。
株価は経済の先行指標です。
下に引っ張られる方向は変わらないと思います。
お金が潤沢にあるのに業績は悪く出るというのは実経済の弱さというか
根が深い問題がある気がします。
繰り返しになりますが、好景気の中でBTCは育っており、
不景気の影響は大きく出ると思われます。
ベネズエラについて
政治経済ともに非常に混迷しているようです。
CNN.co.jp
数千人が抗議デモ、人道支援の受け入れ求める ベネズエラ首都
ベネズエラという国は比較的暗号資産に対して、懐が広いというか理解がある国です。
あまり取引されている場所を知らないのですが、ペトロという暗号資産も出しています。
ICOで5000億円とも言われる金額を集金したとされています。
仮に国家が破綻した場合その影響はBTCには悪い影響として出る可能性があります。
まともにトレードされているかもわからないですがね…。
取引所も見つからないというレア通貨なので。
あとはマイニングコストの話によく出てくるのもベネズエラです。
30万とか40万とか今の価格帯とマイニングコストがニアであるといわれていますが、
ベネズエラは驚きの6万円ぐらい。
これは、国として電気代を無料にしていることが大きいのでしょう。
もちろん安全面には難もありますし、国も自由に電気を使わせるわけではないので
このコストで常に安定して掘れるなんてことはないでしょうが、
国家破綻した場合は影響がある可能性があります。
少額のホルダーが多くいる可能性がありますから。
デフォルト危機に陥っている国家なのでハイパーインフレを起こしています。
そのためDASHとか暗号資産が実際に使われている…。という話を多く聞く国です。
そうしたアルトにも影響はでるのかな。
マウントゴックスについて
昔16万枚と記事をかいたのですが、現在の残数は14万枚ですね。
これが債権者に配られることになります。
BTCのロックアップの解除と考えると下げ要因でしょう。
株主には配らず債権者に対する配布ということなのですが、
どのぐらいが個人にわたるんでしょうね。
https://mtgox-creditors.com/
(質疑とかがまとまっておられます)
今は弁済をしてほしい人たちの債権届の提出が終わり
管財人側で精査・確認をしているといった状態でしょう。
3月に再生計画の提出。
裁判所の承認可否。
債権者集会。
配布。
って流れを考えると2019年の5,6月ですかね?
実際の債権者の方のお話を聞かないとなんともわからないですが、
その辺になるとまた話題になるんじゃないかな。
現在1700万枚が循環しており、1%相当がそのまま市場に出てくることになるので
それなりに重たいと思います。
まとめ
チャート的には引き続き楽観はしづらいかなと思っています。
ロングは3400、3200、3000、2500
ショートは3900~4500
といった感じのポジションを取りたい気がします。
3400,3200は何度もたたくような感じならば即撤退ポジションです。
何でこの価格帯でせめぎあうかというと
長期で買う人が入ってくるラインだからでしょう。
そしてそれでも上がらないのは、マイナーにより売られるからかなと。
長期目線で買う人たち
BTCは半減期があります。
市場への供給数が下がるので、早めに買うほうが得です。
10年後にBTCが存在していれば、たぶん今の価格よりはまず高いでしょう。
30万円台というのは比較的安心して買える価格帯じゃないかと思います。
ただ、わかりやすすぎる材料なので来年なんかの分は織り込み済みでは?とも思っています。
売り圧について
①下がると思っている人たち
マイニングコストが釣り合いが取れなくなるとハッシュレートを確保できず
BTCは攻撃を受け破綻する可能性はあります。
これは起きたらビットコインの価値は0になるんじゃないでしょうか。
そうした思惑の売りの人もいるでしょう。
②マイナーによるショート。
現物が常に手元に生まれるので継続して事業を続けるにはショートをする必要があります。
(マイニングコストと同等ぐらいでショートをされます)
③マイナーによる生産分。
BTCは常に少しずつ増えています。たぶん売りたい価格で売られていきます。
(マイナーが利益を出せる金額)
僕はビットコインがなくなるというパターンはあまり考えていなくて、
国家によらない第三の通貨というポジションは貴重で
相互の計算力で保証して価値を生み出すというシステムは
この先の時代にもう成立することはないんじゃないかなと考えています。
(同様の思考のアルトコインは多くが破綻している)
これをつぶすのはもったいないでしょう。という点から続くと期待しています。
これと同じマインドだとすると長期で買う人たちに売らせるのは
それなりに鋭利な絶望感のあるチャートを作らないと厳しいような気がします。
トレードは若干中途半端な位置ですので、
なるべく値幅が取れる場所でポジションを取りたいなと思います。