こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
ZOZOの前澤社長の話の続きです。
色々な人に影響を与えてひとまず成功だったのではないでしょうか。
いくつか混同されているような意見があるなーと思ったので、
自分なりの考えを書いていきます。
目次
1.従業員に還元するべきじゃないか
従業員に還元するべきじゃないか、というご意見も見たのですが、
今回のは会社の資金ではなく、前澤氏個人のお金です。
そのため、会社とは別の物としてとらえ混同してはいけないと思います。
この1億円に限れば。
ただ、こういったお金を持っておられるというのは会社からの
配当が大きいということですので、会社にとって適正かどうかは検討予知はあります。
株主と会社(+従業員)により意見が交わされるのは良いんじゃないかと思います。
(結局、第三者はあまり意見する権利はない)
2.成金じゃないか
前項同様、個人のお金の使い方なので、
これについても第三者が何かを言う権利は基本的にないと思います。
仮に本人が得たかったものを得れておらず、
承認欲求を満たすためだけであるならば、あまりにも空しいお金の使い方です。
ただ、ご本人のツイートを見ていると、
想像以上の反響であったものの夢のお手伝いができること。
それに非常に満足されているのかなと思いました。
ひと段落したのでやっとゆっくりネット上見てる。批判もあるね。誰も損してないし、楽しいし夢があるから盛り上がったんだと思うけど。
自分一人の力で稼いだわけじゃないんだから、お金はケチらず貯金せずどんどん使って社会に回す方がいい。買い物でも寄付でもお年玉でも税金でも。お金持ちの役割。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月9日
したかったことを出来たならばお金の使い方として自由の範疇な気がします。
3.お金の使い方として間違っている
波及効果が低い
今回は、100万円を直接100人に配りました。
これが生産に回ればいいのですが、
果たして夢の実現というのが100万円でそれ以上の成果を出せるのか…?
というところは検討予知があると思います。
(費用対効果が悪い投資になっている可能性がある)
経済的に考えてみる
1999年に地域振興券(Wikipedia)という金券が国から配られました。
一時的に若干経済効果はあったのでは?とされていますが、
実際はほとんどが貯蓄に回ってしまったそうです。
お金は循環させれば循環させるほど価値が生まれます。
末端の個人にお金を渡すとお金は循環しづらくなってしまいます。
今の国が企業にお金を流すのはこうした理由からです。
理想的なお金の動き
厳しい話なのですが、経営者、投資家に求められるものは?
と考えてみると新しい価値の創造だと思います。
仮に同じ金額を設備投資にあてて新しいものを作ったとします。
工場を作れば、そこで仕事をする人、機械メーカー、メンテナンスをする人、部品を作る人…。
色々な人に波及して最終的に消費と貯蓄に回りますが、
こうなると最後は当初の1億円よりも多くの価値を生んでいる可能性があります。
経済が発展するメカニズムです。
経営者は1億円以上のリターンを得られるし、経済も発展する良いスパイラルが生まれます。
本来経営者に求められるのはこうした姿勢はあると考えます。
4.ノブレスオブリージュ
3項についても前澤氏は当然にご存知で、投資を積極的にやられています。
だから、やったうえでのお金の使い方なんですよね~。
そう考えていくと第三者がとやかく言う話じゃないんだろうなというのは結論です。
今は再分配のシステムがうまく機能していないのは間違いないですし、
お金を使っていくという姿勢も正しいと思います。
前代未聞だと思いますが、
チャレンジブルな行動をとる人は世の中に必要だと思います。
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