こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
英語ではCryptoCurency(暗号通貨)とされるビットコインですが
日本では仮想通貨と暗号通貨、名称が混在していますね。
とうとう、暗号資産という名称に仕様と金融庁側は出してきていたり…。
いつぐらいから仮想通貨という名称が始まったのかなというのをTwitterを利用して
検索してみました。
暗号通貨という名称がでてくるのは、2012年になってから。
それまでは電子マネーや仮想通貨(ゲームポイント)等と似たイメージのできる言葉として
仮想通貨が利用されていたのではないかと思います。
Twitterを検索し語源を探す
さてでは時期を分けて仮想通貨で検索してみます。
この時点ですでにビットコインは仮想通貨として呼ばれています。
Facebookの電子マネーFacebookポイントなんてのも登場しており
電子マネーと仮想通貨(暗号通貨)の利用方法が違う二つが同じ名称で混在していそうです。
ちなみに、同期間を「暗号通貨」で検索してもツイートはでてきません。
同時期をCryptoCurencyで検索しなおすとしっかりひっかかりますので、
元々日本ではビットコインは仮想通貨と呼ばれていたところから始まったようです。
P2P決済の電子マネー。Bitcoin PayPalの手数料とは比較にならない電子マネー: 海外スタートアップ系ニュースを翻訳する http://bit.ly/mQoc6c
— イケハヤ@インフルエンサー (@IHayato) 2011年5月5日
ビットコインで検索すると2011年のイケハヤ氏のツイートがひっかかりました。
引き続き「仮想通貨」で検索してみます。
ビットコインが2009年から、ビットコインで検索すれば
ちらほらビットコイン絡みの話を触れている人はいるのですが、
仮想通貨というとGoogleやApple等が行おうとしている電子マネー
のことを中心に話すことが多いように感じます。
では暗号通貨というワードが登場するのはいつからでしょう。
Twitter上で
2011年11月1日~2012年11月1日で検索してみたところ
4件ひっかかりました。
少ねぇ・・・。
うち一名はCryptocurencyに対する翻訳を「暗号通貨」と明記していること
また、もう一名の方もライトコイン誕生直後の
暗号通貨界隈の情報に精通しておられることから
リテラシーの高い方は暗号通貨という名称を使い始めていた
のかと思われます。
引き続き暗号通貨で検索してみると
1年後の2012年11月1日~2013年11月1日で50件ぐらいヒットしています。
中には、「仮想通貨」ではなく「暗号通貨」という名称が適切ではないか?
といったお話もあります。
この後の年代でも暗号通貨で検索すると名称は暗号通貨が適切ではないか?
という議論をしている方が結構いらっしゃいます。
ビットコインを実際に触る人が増えたことにより名称についての議論も増えたのでは
ないかと推察します。
同時期の仮想通貨の検索結果です。
特にニュースサイトが呼称として「仮想通貨」を利用しており
一般名称としては仮想通貨を見る機会が多く、仮想通貨が普及しやすかったのかと考えます。
2011年にはマウントゴックスのハッキングが発生。
ゴックス関係のツイートを見てみますが
あまり騒がれてない&交換所だけで、仮想通貨といった名称は使われていませんね。
2014年のハッキング時には
仮想通貨という名称が一般化していることがうかがえますね。
まとめ
おそらく、スタートは実際には手にすることができない点から
「電子マネー」と類似する物として「仮想通貨」がイメージしやすい単語
だったため利用されるところから始まったのではないかと推察します。
2011年代はそうした技術が誕生しているといった知識ベースの獲得で
終わってしまっており、次の2012年代で徐々に人が増えていく、普及することにより
原文の英語記事を目にする人も増えて本来の訳語を利用する人が増えてきたのではないかと
推察します。
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