フレイムヒーローエンデヴァーさんちは家庭崩壊してるけどカッコイイ

本の感想アイキャッチです 少年漫画

こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。

 

名作にはかっこいいナンバー2がいます。
がんばれカカロット…お前がナンバーワンだ!!
(ドラゴンボール ベジータ)
「1番よりNo2!」これがホルホースの人生哲学モンクあっか!
(ジョジョの奇妙な冒険 ホルホース)
あとは、ルイージとか・・・

 

さて、ナンバー2はナンバーワンの噛ませで敵の強さの定規に使われたり
ライバルとして主人公を称賛することを言わされたり都合よくつかわれがちです。
今回はナンバー2でありながらついにナンバーワンになってしまった

漫画「僕のヒーローアカデミア」(堀越耕平先生)
に登場するフレイムヒーローエンデヴァーさんについてです。

 

この記事はネタバレが含まれます。ご注意ください。

 

目次

1.フレイムヒーローエンデヴァーについて

2.家庭崩壊っぷり

3.ナンバー2の苦しむ成長する姿は萌える

4.まとめ

 

 

1.フレイムヒーローエンデヴァーについて

キャラクターの概要

名前:轟炎司(えんじ)

登場作品:僕のヒーローアカデミア

初登場:N3.入試 (1巻 87ページ)
事件解決数史上最多!燃焼系ヒーロー「エンデヴァー」!!

年齢:45歳

身長:195cm

家族構成:妻(冷)、子(燈矢、冬美、夏雄、焦凍)

性格:情熱家、ストイック、親バカ、傲慢

職業:ヒーロー

ヒーロー名:エンデヴァー(フレイムヒーロー)

個性:ヘルフレイム

特徴:鍛え上げられた筋肉と炎をまとうヒーロー

技:赫灼熱拳(かくしゃくねっけん)
プロミネンスバーン、ジェットバーン、ヘルスパイダー、
熱で浮浮遊することも可能。

 

No1であるオールマイトをライバル視し、越えられない壁を越えようと
もがき続けるキャラクターです。

人気投票は 第1回28位(19票)
第2回40位(13票)、第3回21位(388票)
上位人気が強いヒロアカなので大変だとは思いますが、
ナンバー1となった後の覚悟が語られたので次は人気上昇しそう。

ちなみにendeavourの意味は努力
彼を表していますね。

 

 

2.家庭崩壊っぷり

作中ではオールマイトは圧倒的ナンバーワンとして長期にわたり君臨しており
25年間追い続けひたすらナンバー2に位置付けられていたエンデヴァー。
事件解決数はオールマイトを越え史上最多
スポットライトを浴びるオールマイトの影となりながらも腐ることなく
愚直に仕事をし、研鑽を重ね越える機会を伺っていたのでしょう。
すでに、とてつもないあきらめの悪さを感じるプロフィールです。

個人で努力を続ける一方で選択したことは「個性婚」でした。
彼の能力は強力な炎を操ることができますが「熱がこもり続ける」という弱点があり、
活動限界ができてしまいます。
そのため体を冷やすことができる能力、
炎と同時に氷を扱える能力の獲得を目指し子供を作ります。

妻 冷との関係

強力な氷の能力を持つ冷に目を付けました。
結婚するためにお金と実績で親族を抱き込んだ(と言われている)外道です。
4人の子供を授かりますが、これは夫婦仲が良好だからだけではなく
熱気と冷気の能力を同時に発現した子供が欲しかったため
(半冷半燃が発現したのは焦凍のみ)。
焦凍の誕生後は彼の能力を伸ばすためにスパルタ教育。
過剰な愛と過激な教育を見て冷は精神を病んでしまい

お前の左側が醜いと母は俺に煮え湯を浴びせた
(4巻 99ページ)

うわぁ・・・

黒・・・

20巻では冷が一度だけ好きだといった花を覚えており
お見舞いに訪れたことが描写されています。
しかし、面会は10年してない模様(拒否されている)

 

子供たちとの関係

家族とは同居を続けていますが超嫌われています
5歳になるころには兄弟と焦凍を隔離しスパルタ教育。
他の兄弟は失敗作。
冬美が22歳ということで、オールマイトの壁を感じた早々に子作りしてそうです。
行動的ですね。
追いつめられていたとはいえ、焦凍に煮え湯をかけてしまったのは
お母さんの冷です。
本来は冷も責任があると思いますが、子供たちは母親のお見舞いには
しっかりいっています。ケガをした焦凍もお母さんの能力は利用しますが
エンデヴァーの能力は利用しないという反発をしています。
めっちゃ嫌われています。
トラブルがありながらも母を正当化し慕える、この状況が成立するのは。
それだけエンデヴァーの冷に対する態度や家族に対する態度がひどかった
ということかと思われます。
髪の色が明確に半分ずつになっているのは焦凍だけですので
皆少しずつは個性を引き継いでいるけど綺麗には発現していないといった感じなのかな。

エンデヴァーさんちはヒーローを代表するナンバー2でありながら
完全に家庭崩壊しています。
文春砲を食らってもおかしくないですね

 

焦凍との関係

スパルタ教育を実施しています。

いずれ貴様をも超えるヒーローにする。
そうするべく……作った仔だ。
(4巻 95ページ)

パパとしてのエンデヴァーは熱の能力を使わない焦凍を
反抗期ぐらいに捉え愛情を注いでいます。
ウチの焦凍とか最高傑作とか息子がらみは多弁です
大好きなんでしょう。
焦凍は父親に明確に敵意を向けており、
どう考えてもうまくいっていないのですが・・・。
このあたりが傲慢なところですね。
焦凍が熱の能力を使えば大はしゃぎです。

俺の野望をお前が果たせ
完璧な俺の上位互換となった!
焦凍ォ!!(好き)

エンデヴァー2

(5巻 87ページ)

なりたい自分になっていいと気づいた焦凍は
だんだんとエンデヴァーに対する態度が変わり二人の関係も変わっていきます。

 

 

3.ナンバー2の苦しむ成長する姿は萌える

家庭を犠牲にしながらも自分の望むもの打倒オールマイトを進めます
こう考えてみると、彼はナンバーワンになりたい。というよりも
ヒーローとしての象徴オールマイトを越えたい。が目標だったのでしょう。

絶対無敵のオールマイトでしたが、オールフォーワンとの激戦の結果
残された能力をすべて使い果たし、ヒーローとしての役目を終えます

 

同時にエンデヴァーは酷く動揺。
学園側はオールマイトの弱体化を知っていましたが、
エンデヴァーは知らなかったのでしょう。
越えるべきものを失ってしまいました

エンデヴァー①

(11巻 119ページ)

ナンバーワンが不在となることで
ナンバー2である、エンデヴァーが繰り上げ暫定ナンバー1となりました。
これはエンデヴァーにとっては望むべき形ではなかったでしょう

しかし、大人として平和の象徴、ヒーローが不在の世の中を守るるものとして
ヒーロービルボードJPのナンバーワン就任時には

 

俺を見ていてくれ

(20巻 143ページ)

傲慢な彼らしく、一言で締めました。
25年という長いナンバー2としての時間。
この期間は言ってしまえば、ヒーローの象徴としての役割を
オールマイトに任せ追い続けるだけの立場でよかった時間でした
そのため、家庭も顧みずただひたすらに打倒オールマイトを目指すだけの
ヒーローとしては未熟な存在です。しかし、オールマイトが不在となり
彼はオールマイトの背負ってきたものを預かり次世代の子供たちに
引き継がなければなりません。

大ベテランでありますが、ここにきて精神的に大きな成長を果たす。
こういうのって萌えがつまってると思います
愚直で未熟な努力をし続けたヒーローが越えるという意味ではなく
自分自身で答えを見つけてちゃんとしたNo1になるのです

20巻、21巻は熱かった・・・。

ご家庭の不和がクローズアップされ続けていたエンデヴァーですが、
家族との向き合い方も変わってきます。
(多分今まで全然見てなかった笑)
特に場数を踏んで成長している焦凍との関係変化は顕著で、
会話をちゃんとできるレベル、多少尊敬されるレベルになっています。

いい大人ですし、たぶんクズですし、みんな成人してるし遅すぎます。
でもナンバーワンヒーローとして新たな精神的支柱になろうとする。
やっと気づけて、そしてしなければいけないことをちゃんとやろうとしていく。
天才じゃない人ってのはいいですよね!!。かっこいいです!!

すごく不器用で、愚直で、情熱的で。
人間味があふれているのがエンデヴァーの魅力だなと思います。

 

 

4.まとめ

そんな感じで、フレイムヒーローエンデヴァーのご紹介でした。
ヴィラン連合の荼毘は轟家とたびたび接触しており関係がありそうですね。
(直接は初めまして?)
この先も、焦凍の成長と、平和の象徴を引き継ぐ者、緑谷出久
(ワンフォーオールを引き継いでいる)と絡むこととなり、登場してくるでしょう。

 

エンデヴァー4

(7巻 33ページ)

子供好きすぎだろ、この親バカ・・・

 

 

 

ちなみに12月18日までで期間限定無料版もでてますのでよろしければどうぞ。

※kindleは頻繁に価格が変わるのでご注意ください。
期間限定無料版は続きを読むのリンクが有料版となっていることもありますので
ご注意ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました