コミケの参加者になれなかったオタク達へコミケがつまらない理由

オタクの主張

こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。

せっかくのコミケシーズンですのでコミケについて書いていきます。
私はオタクではあると思いますが、実はコミケを楽しいと思ったことがありません
ソロプレイヤーの私は、コミケにおいてもソロであり、
リア充(オタ充)とは馴染めないということだと思います。
それを書いていきます。

1.コミックマーケットについて

詳細

略称:コミケ、コミケット等
公式サイト:https://www.comiket.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/comiketofficial
開催数:95回(C95現在)
初回:1975年12月21日

世界最大の同人誌の販売会です。
同人誌とは同好の人たちが集まり、一般流通に乗せることを目的にしていない本です。
種類は幅広く、アニメキャラクターの二次創作や写真集、グルメガイドや作品の考察等様々です。
歴史は40年を越えて、今も夏コミ、冬コミと年に2回東京ビッグサイトを三日間借り切って行われています。同日にコスプレイヤーも集まっており、撮影を目的とした人も大挙します。
コミケは60万人近い参加者がおり、オタクイベントにおいて最大なのは間違いありません!

2.コミケはリア充のイベントである。

オタクだからとはいえ楽しめるとは限らない

自分は、自分をオタクと定義しています。
コミケも何度かいっていますし、同人誌何冊ぐらい持ってるかなと
パット見てみたら100冊(廃墟写真とかマニアックな物とアイマスの全年齢同人誌)
ぐらいはあるでしょう。成人向けゲームのプレイ経験もありますし、
フィギュアも持っています。カメコの友人に誘われてコスプレイヤーの撮影
をしたこともあります。始発組になったことはないですが、
俗にいうオタクのステレオタイプと言われる行動はしているんじゃないかと思います。

さて、そんな私ですがコミケを楽しいと思いません
その理由を考えていきます。

私は現代視覚研究会の扉を開かなかった笹原である

げんしけん笹原扉

1巻13ページ

オタクのバイブルと言えば、漫画「げんしけん」(木尾士目先生)です。
1巻では椎応大学に入学した主人公笹原がオタク系サークル「現代視覚研究会」に入り、
オタクに染まっていく様子が描かれます。
部活動や恋愛等でリア充になる「ウェイ系」の充実した生活をする人々に対して
オタク活動でも充実できる、楽しむことができるんだといった漫画でした。

この漫画は2002年、16年前ですね笑。
彼らは世界を救うこともなく大学の代表になることもなく
小さなサークル部屋、げんしけんで4年間楽しく過ごして卒業をしていきました。

作中では上記ページの直後の笹原は、扉の前で開けるか悩みます。
同級生である高坂に声をかけられて研究会を見学、そして罠にはめられてしまい
加入して…。楽しく過ごしました。

以前も書いたのですが、2002年というのはパソコンの普及率もいまいちです。
そこそこオタク層じゃないと持っていなかった時代でした。
Twitterの登場も2006年ですので、イメージとしては携帯電話で一気に流入してくる
直前ですね。笹原もパソコンは持っておらず、
オタクとしての知識を得るには先輩達から学ぶ必要がありました
言い換えればコミュニティによりオタクが育つ土壌が強かった時代です。

僕はこれよりも少し後の世代です。
パソコンを持っていますし、インターネットで検索すればなんでも学べました。
一人でもオタクになれた時代の人間です。
サークル活動にも興味が持てず、ずっと一人でいました

コミケはお客様は存在しない、皆が参加者である

コミケを楽しいと感じる人は「参加者」になっているのだと思います。
オタク活動として楽しんでいる笹原は参加者として同人誌を購入し、やがて作るまでに達します。
コミケの一部として活動をしているので充実感を得ています。

実際の例を考えてみます。

同人誌を販売する人の大半は本職は別でしょう。
絵を描き、本を作り、現物を手にし、そしてそれが評価しほめられる。

仲間と一緒に朝一番に何時間も並ぶ人
欲しかったものを手に入れる、そして共有し感想を言い合う。

コスプレイヤー
普段は写真等取られないが、特別な服装(コスプレ)を作り、入念に準備しそれが何千人に見られる。

どうでしょう。こうした活動が生む達成感はすごい充実感を得られそうですよね。


コミケは参加者になることで充実している人たちの集まりと言えそう。
言い換えればリア充(オタ充)なんです。
リア充なんです!コミケの参加が楽しい人はリア充なんですよ!!

3.楽しめなかった理由を書いていく。

参加者にならなければ楽しめない

私のケースで考えてみるとどこか、参加者になる前に壁を作っているんだと思います。
コミケで同人誌を買うというのはあまりありません。
カメラも人撮りは難しいといった感想しかなかったように記憶しています。

私はのめりこんでおらず
参加者になれなかったんだと考えています。

コミュニティに所属していない

誰かと一緒に朝一からいくとか、感想を共有するということもありませんでした。
コミュニティに所属していないということは誰かから参加の方法を伝授されるわけでも
ないですので参加者になりづらいのかなと思います。

物欲がない

レベル感の話で、コミケでなければ買えない物とか欲しいものが私はないです。
ほとんどの物が委託やオンライン販売もされますしね。
どうしても欲しいものがあればそちらで購入も可能です。

見ることでも楽しめない

厄介なのですが、コミケの楽しみ方は
「コミケの様子を見ること」で楽しむ人がいます。
観光的な意味ですね。
私は知っている世界なので見ても楽しいとは感じませんでした。

4.まとめ

重要なのは、参加者になることだと考えます。
私は参加者になれなかったですが、この先参加者に回る可能性は0ではないと思います。
その時はたぶんまた違う感想を感じると思います。

行かれている方はぜひ参加者になることを意識して楽しんでください。
情熱を持ち楽しんだ方が絶対に得です

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