FiNANCiEで3.11円で天井売りした話

暗号資産(仮想通貨・投資)

懲りずにIEOへ参加してまいりました。
今回はコインチェックです。

コインチェックで行われたFiNANCiEIEO

FiNANCiEの概要

ブロックチェーンを活用したトークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE」

IEOHP:https://coincheck.com/ja/ieo/projects/fnct
公式HP:https://www.corp.financie.jp/
Twitter:https://twitter.com/Fnct_Official

トークンを用いてクラウドファンディングを行うといったアプリのトークンでした。

FiNANCiEの公募金額

トークンシンボル:FNCT
総発行枚数:20,000,000,000 FNCT
販売枚数:2,600,000,000 FNCT(総発行枚数の13%)
販売価格:0.41円/FNCT
申込み予定:2/21-3/7 3/8-9受け渡し 3/16取引開始

公募金額は10億円を超えており以前行われたPLTよりも多かったです。
自分はプロジェクトに対してはかなり高いなという印象でした。
全額890万円程度をいれて、4.6%の当選でした。
当選割合は前回より若干増えていたようです。
販売価格を増やしたことが影響していると思います。

3.11円で売った理由

売った理由

Finansie

元々売る場所の設定はヒゲにしようと思っていました。
理由はいくつかあってまずプロジェクトに対して集金する金額が多いと感じていました
収益がついていないもの(一応ついていますが)、証券でもないもので、資本に対して口出しもできないガバナンストークンで10億円は極めて高いよなあと思っていたんですね。
一方で過熱感はかなりあって公募価格を割るような動きにはならないだろうと思っていました。
銀行金利よりはマシだろうというつもりで入金しています。

初日のヒゲで売ろうと思っていたのはビットコインの動きが必ずしもこの先も上昇し続けるとは考えづらくSVB銀行の破綻等不穏なニュースが流れる中で長期間持つことはリスクを感じていました。
そういった条件の中で一番利益が出るだろうと思えたのはヒゲでした。

友達にはこんな感じで予想していて概ね正解でしたよ!

予想

3/6のチャットでした。上に行くか下に行くかで市況も悪いし高値回収できても下行くだろうみたいな予想でした!

売るまでにやったこと

入金する方向で見ていましたが、入金することを決定したのは
1時間で10.6億円が集まったというニュースを見たからでした。

フィナンシェトークン(FNCT)のIEO、申込金額が10億6600万円を突破
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000285.000042665.html

PLTのときに比べると遅かったですが、大丈夫だろうと思えました。
公募金額の達成までの時間です。ツイートしないケースもあります。
GMOの時は公募額の2倍ぐらいは集まっていたようですが、即時に割れたので10倍ぐらいはほしいなと思っていました。

入金はゆっくりと
僕が入金は3/5日でした、早く入れることは資金拘束が生まれるので不利です。

前回のチャートとヒゲのポイントを振り返る

多分前回のチャートを調べたかどうかは今回3.11円で売れたかどうかの明暗を分けたと思います。
自分はPLTにも参加していたので要領がわかっていて、
概ね20,25分ころにてっぺんが来ることを推察できていました。
(予想はできましたがギリギリ迄判断できませんでした)

自分がPLTのときに売買した時間

PLT

こんな感じで上下に大きく揺れることは想像がついてました。
自分が前回天井付近で売ってたので今回も狙いたいと思っていました。
(正確には天井じゃないんですが、いい位置でした!)

売れたのは結果論?

売れたのは結果論かなと思います!
2円代のときに自分は次が天井になることを推察しました。
これは買い板が減ってきたからです。
5分起きに価格が更新されますが最初は20億円の買い板があったのに次は15億円…と減っていきました。

10.6億円売ってるので、1.5倍の地点なら18億しか売り物がありません。
4倍なら42.4億円
7倍なら74.2億円

買い板の量が重要です

2円時点で買い板が8億円ぐらいになったのかな。
5倍なので50億の売りが来たら簡単に崩れるなと予想して次で売ることを決めました。
売るポイントは安全を取って2円のここかより高いところを狙うかでしたね。
自分は高値を狙って3.11円じゃなくてもいいつもりで売り込んで結果が3.11円でした。

チャートはこんな感じ

売りがれっぽい

出来高が減ってきて下がらない、売り物不足かなと思います。
買い手が出てくれば多少上がりそう?
1ヶ月毎に流通枚数が増えるっぽいので注意です。

まとめ

売れた金額は結果論。
事前にやっておく準備は
・募集金額の確認
・集まる金額の確認
・概ねの価格の時間の確認
・チャートの確認
・チャートの予想

当日やることは
・パソコンの利用(スマホは難しかったようです)
・売り板の板読み

コインチェックはストップがあって賛否あると思いますが、
極端な高値づかみを防げるので初心者の人には+だと思います。
(今回だと10円とか20円でつかむ人がでてきてもおかしくないです)

今後のIEOについては?

蛇足ですが、今後のIEOについては集まるスピードと公募金額が気になります
プロジェクトの規模感的には3-4億円にして欲しいですね。
10億集めるプロジェクトは海外にもあまりないです。
証券と違うことでトークンは売って終わりになりかねないです。
今回も公募価格スレスレで、信じた人からすると残念な結果でした。
絶対にIEO価格を割らないぞぐらいの価格帯を意識してリリースしてくれるとなぁと思います。

次に控えているDMMのニッポンアイドルトークンは公募金額が15億円と更に大きくとても触りたいと思えないですね。売り切れて上がったとしても触らない選択でいきたいです。

【DMM Bitcoin】新しいアイドルグループの創造を目的とした「Nippon Idol Token(NIDT)」のIEO実施予定のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004157.000002581.html

2017年にComsa等日本でも高額のICOが流行りました。
集金しようと思えば集金はいくらでも可能です
(Comsaは107億円をあつめました)

(コムサのチャート出来高がなくなり変な動きをしていますがバブル崩壊と重なり多くの人が損をしたはずです)

集金をしすぎるとプロジェクトの未来の買圧もなくなってしまいます
先がない焼畑農業のようになっていきます。
ICOに規制ができたようにIEOより強い規制や制限ができる可能性があります。
トークンは打ち出の小槌ではありません。

夢を語り金を集めただ無言で居なくなる。
そんな過去があっての今のIEOなはずなのでお互いプロジェクトについて話せるような距離感で続いてくれるといいですよね。
(その点ではFiNANCiEのAMAを連日やるのは素晴らしいと思います)

とりあえずいちばん重要なのは公募金額です!

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