Coolgirlの騒動に対するNFTトレーダーの感想

NFT事件簿

こんにちは、Coolgirlという国産NFTコレクションが炎上しましたね。
自分は期待していたので残念だなと思うことと
NFTを1000件以上トレードしている身として自分自身も色々と感じる点があったので書いていこうと思います。

Coolgirlとは

NFT名:CoolGirlNFT
Opensea:https://opensea.io/collection/coolgirlnft
ツイッター:https://twitter.com/imoto_akira
(ファウンダーのImoto氏のツイッター)

可愛らしい女性の絵のコレクションです。
イラストレーターは栓さんという方で、
Imoto氏はファウンダーの立場になるようです。

今回CoolconnectというNFTのコレクションのリリースを予定されていました。

炎上騒動のことの発端

CoolConnectというコレクションのリリースにあたり
NFTのWL(ホワイトリスト、購入する権利)を配布する条件の一つに#CGサマコンへの投降をファウンダーのImoto氏が求めました。
コミュニティを活性化する、投稿数を増やして露出を増やすという戦略で
いろいろなNFTでみかけるよくある手段ですね。

その中で投稿された手書きの絵に対して、
ファウンダーのImoto氏が非常に強い言葉で非難したことが原因です。

すでにツイートが消えているようなので、一部を抜粋すると

「いや、さすがにこの落書きを二次創作となんてカウントできませんよw」

という発言がありました。
こちらの経緯は御本人のnoteがまとまっています。

note ご指定のページが見つかりません

基本的な話に立ち返る

応募作品が頑張っていたかどうか

まず、アートの良し悪しは個人では評価できません。
主観なので子供の描いた絵と大人の描いた絵、素晴らしさは言語にはかえれません。
ここにこだわると下手とか上手いを論じるのは本題からそれそうです。

ゆっけさんも絵については別に大丈夫だよとお話がありました。
(WLの獲得のために動いてるのでWLもらえるならくださいと非常にたくましいですね)

絵の上手さや下手さを論じると論点が見えなくなってくるので
一旦離れるのが良いかと思います。

ファウンダーの対応として

今回、ご要望は夏の衣装や夏がわかるものという設定があったようでして、
そこはゆっけさんの作品は意識があるかというと微妙な所。
ですので、作品に適格性がないんだという主張はImoto氏にも一理あります。
(夏の要素を含むものという条件が重要ならば)
付与する、付与しない、反応する、反応しないはImoto氏の選択になりますね。

ただセカンドラインのコレクションを勝手に定義するとファンを増やすためのものだと思いますので
未来のお客さんになりうる人に対して強い言葉で否定するのは当然ながらよろしくないです。
絵を描いてまでコミュニティに参加しようとしてくれる大事なお客さんです。

今回の件は7/31に発生し
謝罪は8/2と謝罪までの間に3日間ありました。
7/31時点だとディスコード内でゆっけ氏以外の方からこの問題が提起されたのですがこの時点だとディスコードの運営側により黙殺されていました。
この問題を話す人に対してJail(牢屋)という役割を付与して、荒らし扱いをしていました。

その後話しがコミュニティの外に広がっていくことで、炎上。
NFT界隈だけではなくクリプト全体に広がりました。
そこで初めて謝罪につながってくるわけです。

チャンスは2回あったことになります。
最初にゆっけさんの作品に対して言わない選択。
そして問題提起されたときに改める選択

世の中の会社だとクレーム1本入ったらそこで問題はなにかすぐに考えます。
炎上するまでは問題を問題として認識できなかった可能性を感じてしまいます。

ビジネスマンとしてはよろしくないなと感じました。
(問題認識の感度が低い)
現状もこのスタイルは続いており、今回の件を話す人はBAN(会話に入れなくする)対応がとられております。

ファウンダーのビジネスマンとしての言動。
コミュニティの外からの指摘じゃない認識できない問題認識能力。
クローズに走るコミュニティ。
と気になる要素が多い所です。

販売する側は売らない自由も存在する

こうはいいましたが、実は商売ととらえると売れるなら問題ないんじゃないかと思います。
コミュニティの意識に問題がありそうだという感じで書いてはおるのですが
そもそも商売って売る相手を選んでもいいわけですね。
企業は不特定多数の人がお客さんになりますのでどのお客さんにも気は使います。
一方で一部の人しか買わないようなものであればその人たちだけに気を使うというのも戦略的には有りだと思います。

そこはもうプロジェクトの戦略の領域なので買い手がいるならなんの問題もないと言えるんじゃないかと思います。
有り難いご本っていって何百万で売る世界もあるわけで…

無茶苦茶な事を言うファウンダーもたくさん存在してますからね。
国籍差別してくる人とかもいましたしw
(ただしこういったパターンで成功しているのはあまりみたことはないです…)

アートとイラストが別なこと

アート部分は栓さんがご担当されています。
ここも批判する方がいたのですが、
Azukiとかもファウンダーとアートは別の方がやられておりますよね
なので全く問題ないと思います。

昔からフロントマンは別に居てみたいなアートの人もいますからね、
アーティスト単体で売り込んでマーケティングやらコミュニティやらまでやるって
大変ですからパートナーでやることは合理性高いと思います。
(ビジネスのスタイルとして問題ない)
ゴッホだって画商の弟に売ってもらっていたわけですので…

目についたImoto氏に対するヒートアップした言動

インターネットの悪い癖ですが、炎上するときに叩いて良いやん!って空気になることがよくあります。

今回も言動に対してだけではなく、
Imoto氏のルックスや過去の仕事についてまで触れているようなツイートもみかけて
なんだかなーとおもいました。

言動は御本人がしたことです
公共の場にでてますし、
新しいものの販売を不特定多数の人に販売することを予定している状態ですから
大いに議論するなり、文句をいうなり良いと思うのですが、

ルックスとかは別問題ですよね。
その辺はわけながら発言するべきだと思います。
それが集まってしまったのはかわいそうだと思います。

価格の吊り上げとかはあったのか?

今回疑惑の一つに価格の吊り上げというのがありました。
ただ、自分で見る限りCoolgirlsNFTには無さそうな感じでした。

Coolgirl

いろいろ調べた感じだと
CEOやってる方とか、
フェンシング銀メダリストの太田 雄貴さんとか有名所の方が保持されていました。
16番が吊り上げじゃないかなんて話があったのですが、確実につり上げとは言えないなと感じました。
価格的には有名な方々が保持する強いコミュニティのシンボルとして期待されている妥当な価格帯なんじゃないかなと感じました。

そういった点から自分の見た感想だと露骨な価格操作は無さそうに思います。
(お金を裏から回してるとかだとわからないですが…)

まとめ

CoolConnectについては
コミュニティとファウンダーと両方からみてちょっと問題があると感じてしまっているのが現状です。

ツイッターでみかけた名言の一つに
ファウンダーが子供だと感じたら逃げろ

なんて言葉があります。
Luna(UST)の時とか、Astarの下落の前でも言われていて
発言に若さが目立つみたいに感じる時は逃げたくなりますね。
(クリプト界は和田さん含めて昔からそんな感じですが)

お金を預ける対象として精神面の未熟さはトラブルの引き金になる可能性があるので、避ける要因になります。

また、今回の件でかなり僕の知ってる方がBANされておるようなのですね。
不要に騒いだ面もあるでしょうし、自業自得の面はあると思います。
ただお友達がBANされたものを持ちたいかというと持ちたくないという…。
個人的な心理もあります。

といったことで自分は触らぬような感じで見ています。

今の国内のNFT界隈は2種類あって
SNSインフルエンサーを主体にして今盛んに売買している人々と
去年からずっと海外のNFTを主体にしてきた人々がいて
Coolconnectの対応は海外のNFTを主体にした人たちと壁を作ってまったように思います。

もちろんコミュニティにあうあわないはありますが、せっかくのお客さんをクローズしていく方向はあまり好ましくないなと感じる次第です。
未来にもずっと言われますしね。

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