ごぶさたしています。毎日瀕死マン@hoboshibouです。
さて、日経は17000円を割り込み、ダウは連日2000ドル幅の大暴落
リセッション感が増してまいりましたね。
どうなるかはわかりませんが、ビットコインも40%を超える大暴落です。
こんな中で気になるのが取引所においてある財産についてです。
軽く利用規約を読み取ってみました。
国内各社の状況
bitFlyer
文言的には分別管理を行っているとのことです。
ハッキングなどについては保険契約を結んでいるそうです。
https://bitflyer.com/pub/bitflyer-security-first-policy-and-our-measures-for-security-and-customer-asset-protection-ja.pdf
信託保全については明記されていません。
また資本金は41 億 238 万円(資本準備金含)となっています。
Coincheck
分別管理はされているものの信託保全の処理はしておらず、
破綻の際は返済できない可能性があるそうです。
資本金は1億円ということで、あまり多くありません。
Zaif
破綻リスクを明記しています。信託保全には記載されていません。
資本金は5000万円です。
分別管理は行われているようです。
https://corp.zaif.jp/security/
bitbank
この中で分別管理の記載はありませんが
https://blog.bitbank.cc/statement-for-our-wallet-structure/
分別管理は行われているそうです。
資本金は11億3935万円です。
TAOTAO
こちらも信託保全の契約はされておらず、損失が発生することについて明記されています。
資本金は7億6000万円
分別管理は行われています。
https://support.taotao-ex.com/hc/ja/articles/360018990634-%E5%88%86%E5%88%A5%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%AF%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-
各社は分別して管理しており、全額無くなるといった自体にはならない仕組みは取られてると思います。
恐らく破綻時に優先される債権があり、そちらがとられてしまうと
顧客資金まで踏み込んでしまい全額の返済がなされない可能性があるのかなと思います。
なぜ今破綻リスクを検討するのか
株価が暴落していると、株で儲かった人達のお金の流入がなくなります。
仮想通貨が連動して落ちていったのはこうした事情のせいでしょう。
お金が無くなってまず捨てられるのは仮想通貨でした。
飯が喰えるかどうかの瀬戸際まで来たらビットコインはまず先に売られると思うんだよね
不景気のビットコインはどこまで強いかな— 毎日瀕死マン (@viwashi_) March 7, 2020
株であれば、価値の根拠になる会社があります。
また、配当が出るので持っているだけでご飯が食べれます。
金は歴史があります。エジプトのころから金をあがめて価値があるものとしていました。
揺らがない信用があります。
歴史は紀元前5000年、つまり7000年の歴史です。
ビットコインは世界で唯一の国家によらない価値を生み出しましたが、
歴史は10年です。信用がないということでしょう。
資産としてビットコイン等を多く持つ取引所は資産が減少します。
また、流入するお金が減ると取引量が減り、売り上げにあたる手数料収入も減ります。
バブリーな業界だっただけに人件費やオフィス等のコストも多くかけているでしょうから、
それを縮小するのも大変かと思われます。
また、株式会社は他社に株を売っていることもあります。
一社が傾くと自分たちが持っていた株の価値がなくなって連鎖して、
そんな流れに巻き込まれる可能性もあります。
まとめ
資産の保全をしておきましょう。
破綻した場合、払い戻し迄に何か月かかるかわかりません。
つまり長期間そのお金がなくても大丈夫なのか?と検討しておく必要はあると思います。
(ちゃんと余剰資金なのか?)
合わせて注意ですが、テザーも会社が発行してるトークンにすぎませんので
そちらもあまり信用しすぎない方がよいかと思います。
海外取引所は調べなかったのですが、
基本的に全部されない前提で考えておいた方がいいです。
(そもそもの保証は全くない)
非常に大変なシーズンですが、頑張っていきましょう~。
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