こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。
今日はICOの話でニュースがでていたのでつらつら書いていきます。
ついに一般人は利用できなくなる…かも。
ICO一般向け制限へ
Yaoo!ニュース時事通信社
「ICO」、個人投資家の勧誘制限=仮想通貨規制、金商法改正へ―金融庁
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00000083-jij-pol
金融庁で開催されている11月の仮想通貨に関する研究会で
お話があったことが規制となってでてきているのかなと思います。
https://www.fsa.go.jp/news/30/singi/kasoukenkyuukai.html
※今はまだ議事録化はされていないようです。
ICOはスキャムが横行しているという話と
ICOで実際に資金調達するケースもあり、完全規制するのがいいか?
みたいな話はずっとあり所謂プロ投資家をターゲットにするような
制限がなされていくんだと思います。
リップルなんかもリップル社の認識では機関投資家のみに販売している
とされていてこうした形になっていくのかなと思います。
(リップル社は一般投資家には販売していません)。
一般的に株式の上場をする場合
事業規模、ビジョン、バランスシート、株主数
ぐらいは求められてくると思います。
数年分を審査して上場可否の判断をするといったプロセスに
似た方法が仮想通貨でも取られるのでしょう。
国内に上場している銘柄についてはある程度安全といえる状態になるかもしれません。
参考 東証上場基準
https://www.jpx.co.jp/equities/listing/criteria/listing/
海外でICOした通貨には絶対に対抗できない
恐らく、日本の取引所に今後上場するためには上記のプロ投資家向けの様な
制限の下でICOした通貨でないと国内の取引所への上場は極めて困難になると思われます。
すでに日本国内ではないものの日本人をターゲットにして販売がされて
価格が落ちてしまっているコインが結構あって
Wowbit(WWB) ワウビット
プレセ価格102円
SPINDOLE(SPD) スピンドル
MINDOL(MID) ミンドル
PATRON(PAT) パトロン
NAMCOIN(NAM) ナムコイン
プレセ価格 20~30円ぐらい?
WITHCOIN(WITH) ウィズコイン
上場できず
ビットコインも下落してますので円建てで見ることは
あまり意味がないかなと思いますが、よく日本の方が買っていた印象のあるコインです。
持っている方いらっしゃったらすみません。
特徴としては
①プレセールが複数回ある(値段が変わる)
②発行枚数が変わるケースがある
③ロードマップが守られない
Youtuberが宣伝したり、芸能人が参加していたりお金の使い方が派手なのも特徴ですかね。
あとはよくわからないんですがLINE@とかで個別に勧誘するようなケースがあると
伺いました。(MLM的な側面がある?)
どんなに規制しても、海外取引所に上場すればいいし、現状では対抗策ありません。
日本人は国内ICO規定をクリアしない通貨を買わないという意識を持つ必要がありそうです。
(国内取引所の出入り口を封鎖される可能性はあります)。
一般的な株の取引所はお金で上場させるということはありえませんが、
仮想通貨はお金さえ払えば海外取引所はなんでも上場させます。
この辺の低モラル、小規模な会社が取引所を運営している現状は
取引所側への規制を一気に強めない限り日本がICOに対して規制しても実効性は
難しいのかなと思いました。
恐らくLINE@とかYoutuberが宣伝するとかそうした手段で
日本人向けに販売されるICOは残り続けます。
むしろ、その色は強くなるんじゃない・・・。
金融庁がそうした実態は国内で活動する企業に警告文を送るだけでも
効果があると思いますので厳しい対処が求められていくでしょう。
プレセールよりもさらに安く買えるプライベートセール
プレセールが複数回ある通貨が多くあることがわかりましたが、
COINPOST
ICOの問題点:調達した約2,140億円の大半がプライベートセール
https://coinpost.jp/?p=15497
ICO価格よりももっと安く買ってる人がたくさんいるという話ですね。
これに通じるなと思いました。
プレセール価格の段階ですでにもう割高なんですね。
話があっちこっちいったけど
ICOについては現在発行媒体がペナルティーを負わないケースが非常に多いです。
本来、お金を借り入れたければ有望なプロジェクトであれば
VC(ベンチャーキャピタル)、十分に担保があれば銀行、個人投資家(お金持ち)、
クラウドファンディングと色々な手段があります。
ICOをノーペナルティで個人に売ることは企業の展望や将来性の評価を
きちんとできない個人投資家が犠牲になっています。
そのため規制は必要であり、これは世界的に波及していくと思われます。
去年まではICO価格を企業側も過小評価していたんですよね。
今年は過大評価して売っているのでICO割れしまくっています。
そして個人投資家に販売されるプレセール前に大口投資家に販売される
プライベートセールが当たり前になっています。
もうICOでリターンを得ようと思うのは難しいのかなという印象です。
(逆に熱と技術と才能だけは有るけどお金は借りれないみたいな個人の案件を見つけれれば
それこそ何百倍のチャンスではあると思います、現実には難しいでしょう)
あっちこっちいってしまってすみません。ICOは厳しくなるよ。
また、それでも購入する場合は、国内上場基準が厳しく変わっており、対処が難しいこと。
リターンを得づらいことを覚悟しなければなりません。
あとは、エアドロップとかも遠巻きながらICOに関与してしまうことになるので
ちょっと考え物ですね。
当ブログは一般に配られているエアドロップをもらって私が個人的に興味を持って
ブログを書くということはちょいちょいあるのですが、
個別報酬は一件もないです。(ブログを書いて報酬をもらう、好意的な内容を書く
遠巻きな勧誘に関与する)。
スキャムであれば宣伝に加担することは犠牲者を増やすことに
遠距離で触ることになるのでちょっと考えてしまうところですねぇ。