ビットコインFXレバレッジ規制の波でどう変わるのか

BTCのレバレッジ規制のアイキャッチです ニュース

こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。

 

来ましたね~レバレッジ規制!
いや~どうなっちゃうのかな~ということで考えてみます。
自主規制では4倍の予定のようです。

 

目次

1.レバレッジ規制について

2.いつから開始するのか

3.どんな影響が出るか

4.問題の本質とは

 

1.レバレッジ規制について

11月26日のDMM Bitcoinさんのお知らせです。

DMM Bitcoin(お知らせ)
【再】レバレッジ取引におけるレバレッジ倍率の変更についてのお知らせ

【再】レバレッジ取引におけるレバレッジ倍率の変更についてのお知らせ - DMMビットコイン(2018/11/26)

現在 5倍のレバレッジを4倍とすること。12月26日より適用するということです。

 

子のレバレッジ規制については
金融庁の主催している仮想通貨交換業等に関する研究会という会議においても
仮想通貨のボラティリティに対してレバレッジが高すぎるのではないか?
規制するべきではないか?という話が出ていましたので、来るべきしてきたかと思われます。

第7回研究会の議事録(https://www.fsa.go.jp/news/30/singi/20181019-2.html)を見ると

日本仮想通貨交換業協会の自主規制規則案では、FX取引と同水準のリスク量とすることを念頭に、証拠金倍率の上限を4倍と規定されているところでございます。ただし、1年間は会員自身が決定する水準でも可とする時限措置もあるところでございます。

なお、EUの規制では、仮想通貨デリバティブ取引の証拠金倍率の上限が2倍とされているところでございます

日本仮想通貨交換業協会が金融庁から認定を受けている唯一の団体です。
日本の取引所はすべてここに入っていますので順次対応していくかと思われます。

 

2.いつからか開始するのか

各取引所によりそうです。

DMM Bitcoinさんでは
2018年12月26日(水曜日)の週次メンテナンス明けとなる18時より適用開始

と明記されています。

実際のところ、レバレッジを急激に下げると
証拠金不足により追証やロスカットが発生するでしょう。

そのため一定の期間顧客に通知する必要があり、
いきなりすべての取引所が対応するというよりは時間をかけてとなるかと思います。
(これが1項における1年間程度の時限措置が必要という考えに繋がってくると思います)。
DMM Bitcoinさんは元々レバレッジが5倍なため4倍に変更しても影響が比較的
軽微ということで素早く決断されたのでしょう。

3.どんな影響が出るか

ロスカット、追証

Bitflyerさんは今15倍です。
そのため、施行された段階で、証拠金の不足がでる可能性があると思います。
(その瞬間はヒゲがでやすくなる。その時間帯に仕掛けてくる人がいる)。
レバレッジをかけれない(売買できる金額が減ることは)乖離が収束することになると
思いますのでプラスでもマイナスでも0に若干近づくのではないかと思います。

 

出来高が減る

恐らく、国内取引所の出来高は非常に減ります。
(レバレッジが下がる=ビットコイン売買にかけれるお金が減るため)。
チャートはより現物に近くなるのではないかと思います。
また、すべてのプレイヤーがロスカットをされづらくなるので
値幅も小さくなるのではないかと思います(現物のボラティリティに近づく)。

 

一攫千金ができづらくなくなる

昨年は1万円から億り人なんて人がいましたが、
ハイレバレッジでの取引での結果ですので同じ結果を得ずらくなると考えます。
その当時の速度よりも値幅、売買できる金額の面で時間が必要になると考えます。

 

実質的にベットされるお金が減るので
値動きがスローリーになるんじゃないかと思います。
仮想通貨の場合は特に素早いジャッジが求められていたわけですが、
そこは多少緩やかになるのかなと思います。

4.レバレッジ問題の本質とは

ビットフライヤーの場合レバレッジは個人で選択できるので
一律4倍と決めてしまうと個人にとっては不利益だと思います。
レバレッジは高ければ高いほど動かせる資金が増えるので
選択肢が広がります

私は、プレイヤーが一番「損」を被っているのは
BTCのボラティリティだけではなく取引所の管理にあると考えます。

ストップが機能しない(キャンセルされる)。
おかしな注文が約定する。
サーバーダウンでチャンスを逃す。
重すぎて動かない。

お金を扱う業種でこれはあまり良いとは思えません
実際、追証が発生した際に想定外の金額で約定し取引所もカバーできず
といった問題もありました。

こういった問題を踏まえて・・・
取引所がボラティリティに対応できないのでスローにする必要がある
というのがお上の判断なのかなと思います。
あとはレバレッジを自分の意思で制御できない人もいます。
その人たちも制御してあげるための規制なのでしょう。

事情を考えると規制は必要で仕方ないのかなと考えています。
不満があれば海外で自由にトレードできてしまうので
推奨されない行為であったとしても個人は海外に逃げていくでしょう。
日本の取引所はスカスカになっちゃいそうです。

 

読んでいただきありがとうございました。

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