なろう小説を書いてみよう

なろう小説アイキャッチ 体験談

こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。

 

急になろう小説に興味が出てしまい、書いてみたいと思ったので
分析をしてみます。

なろう小説とは

小説家になろう。
というサイトで書かれている小説になります。

公式サイト:https://syosetu.com/

オンラインゲームに閉じ込められることをお話にしたログホライズン
あまり知られていないですが、実写映画化されている君の膵臓を食べたい
小説家になろう出身です。

多くの作品が投稿され、たくさんの読者がいる人気サイトです。

 

作品の特徴とは

気軽に投稿できる分アマチュアの方の作品がほとんどになります。
そのため、作風も既存の文体に囚われることのない、POPな作風が多いです。
携帯小説とかが近いかもしれませんね。
読む側も書籍としてではなくウェブサイトで読む形になりますので
細かい描写等は割愛して目的にたどりつくようなものが求められやすいのかと思われます。

 

 

小説家になろう!

というわけで1本書いてみようと思います。

下準備①:トレンドの確認

トレンドは圧倒的に「異世界」です。
これはずいぶん前からそうなのですが、現実世界を舞台にしたライトノベルよりも
現実世界の知識や能力を持って違う場所、異世界で活躍する展開が好まれます。
私が書く展開についても異世界を舞台に、何らかの力を持ち活躍する展開をメインと
しようと思いました。

異世界にはモンスターがいてエルフがいて、レベルがあってゲーム的なフィールドが多く
求められているように思われます。スキル(能力)とか。
これは読み手側にとって、新しい物を受け取り、解釈するのが大変だから
書き手側が共通の指標として「異世界」という物を作り上げているのではないかと考えます。
私はひねくれているので、世界観は意識しつつもその辺の設定は凝りたいなと思ってしまいます。

作品を見ていると、現実世界から異世界へワープする。
というダイナミックな超常現象の部分の説明がほとんどないものが多いです。
やはりこれも説明をし出すと長くなってしまうため、簡略化されているのかな?
異世界という書きたい部分、読みたい部分にダイレクトにつなげるためかなと
思いました。

下準備②:ターゲットの設定

私は、通勤途中で読むサラリーマンをターゲットにしようと思いました。
異世界が人気なのは現実世界に嫌気がさしている人が多い。
また無条件での活躍は無条件での承認を求めているのかなと。
それに近い形で、主人公が活躍する展開を意識しようと思います。
主人公は承認を得られ、活躍する。
ただしサラリーマンとしてのキャリアがあり、読み手側は知識を感じる展開とする。

通勤途中ですので通勤時間を1時間と仮定して
そのうち読書に集中できるのは20分程度でしょうか?
1分500文字読まれると仮定した場合は1万文字程度です。
ただ、上位作品の文字数を調べてみると、一話は3000文字程度が多そうです。
時間になおすと6,7分ですかね

恐らく上位作品が読まれているのは読み手側の時間として丁度いいという
ことは多いと思います。そのため3000文字程度で章がかわるような
展開を考えていこうと思います。

 

下準備③:プロットの準備

大きな流れ小さな流れを作る必要があると思います。

早い話、1巻の中で終るお話(小プロット)とメインのストーリー(大プロット)
をそれぞれ起承転結で考えます。
今回自分は小展開として

起             承              転     結
異世界への転生→ヒロインとの合流(承認してくれる仲間)→冒険→トラブル→能力を発揮しクリア

その上の大展開として
起        承       転        結

異世界への転生→いろいろな冒険→現実世界へのの糸口→帰る

と考えました。
承の部分のトラブルは肉付けをしていく感じですかね。
1冊分ぐらい取りあえず書き、恐らく特に人気になるということはないため
満足したらkindle等で電子書籍化でもしようかなという感じに思っています。
ただ、万が一にでも人気が出て万が一にでも自分が書きたいと思った場合ある程度の展開を用意しておく方が良いと思います。

 

下準備④:キャラクターの準備

どんなキャラクターが出てくるか考える必要があります。

主人公について

今回はターゲットをサラリーマンとしていますので
会社員経験のあるサラリーマン、年齢は30歳前後。
一定の能力はあるものの、現実の壁にあたっている。
出来る限りターゲットに近い人を主役に据えます。
心象については自分をベースとしました。

ヒロインについて

ヒロインは物語の語り部、最重要になります。
解説役になるならば世界の基礎知識は必要ですし
主人公が戦うための動機にもなります。
ここはしっかりと練りましょう。
私が以前、創作物を作った時はキャラクターの性格は
強烈であれば強烈であるほど勝手に動き出す。を感じています。
ですので性格は強烈な物を採用しました。
主人公をトラブルに巻き込み、時には横で戦い、最後は救い出す存在としています。
また、承認については普段接しないような人からの承認の方が良いと思いましたので
ヒロインの特殊性、レベルの高さみたいなものは意識して表現したいです。

最近の作品だと複数ヒロインが非常に多いです。
読者側が求めるヒロイン象がバラバラであるからかなと
思うのですが、最初から分散させてしまうと一人一人の魅力も少なくなってしまうため
序章においては一人としておこうと思います。

 

他のキャラクターについて

重要人物はこの二人であり、この二人の仲を進めることで1巻分はクリアできると考えているためそんなに描写をするつもりはありません。
将来利用する可能性のある肉親(家族構成)は考えましたが。

 

下準備⑤:舞台について

異世界なのでなんともいえないのですが、
なんとなくの地図を描きました。
本来世界の発展は地理、気候によるものが大きいです。
例えば言語が何故違うのか?とか。
自分はそういうことにつまずくのでそうした物を解説しながら進めようと考えました。

下準備⑥:視点について

今回書くときに視点は一人称にしようと思いました。
主人公が見た物を読者も得ていくという視点です。
アングルを増やし過ぎると混乱してしまう可能性が高いと思います。
そのため、最初にどの視点で展開するかは決めたほうがよいです。
ミスリードを誘いたい場合なんかは視点を変えまくると面白いのですが。
私は一人称が書きやすいと考えて、作中は一人称で固定すると決めました。

 

書いていこう!

というわけで、Wordに書き始めてみました。
登録後どうなるかはわからないのですが、一回書ききってから、ブラッシュアップして
3000文字程度のバランスをとっていこうと思います。

ライトノベル小説は1冊12万文字程度ということです。
将来のブラッシュアップも考えると20万文字程度書くとよいのかな?と考えています。
40~60章にわけて1章ずつ毎日投稿できるぐらいのイメージで組み立てたいと思っています。

そこまではなんとかやって、2巻、3巻については意欲があればで・・・。
ひとまず1か月ぐらいで書ききりたいな~。頑張ります。

 

というお話でした、たぶん書ききってからもう一度読むとこんなふうに考えていたんだと
非常にためになると思いますので、自分の日記でした。

 

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