三尊はなんで起きるのかを考えながら解説する

三尊は何故起きるのか 初心者向き

こんにちは、毎日瀕死マン@hoboshibouです。

今日はよくある三尊、逆山尊について何故この形になるかを書いていこうと思います。

1.三尊とは

相場のトレンドの転換点のサインです。
天井圏や底値圏で出ると今までの下落トレンドや上昇トレンドが終わり
トレンドが変わるのでは?と考えられます。

三尊、逆三尊

中心で上昇トレンドと下落トレンドの開始点がわかりますね。

基本的に長い時間軸で出るほうが正確性は高いこと。
また、底値圏、高値圏でのサインですので頻繁に出ているものは
あまり重視しないで大丈夫です。

ちなみにですが、江戸時代の商人本間宗久が考案しています。
(ローソク足を作った人です)。
当時の人達の知識は凄いですね。

2.三尊が起きる理由

越えられないラインがあったから。
がしっくりくるかなと思います。
1回目の山、2回目の山、3回目の山
1回目で高値トライ、2回目で高値トライして更新できるものの力尽きる
3回目で越えられないことが確定してショートやロングの利食いで下がっていく。

 

三尊を考案した、本間宗久さんの酒田五法では、
三山、三川というトリプルトップ、トリプルボトムの
トレンド転換サインについても考えておられます。
ラインを越えられなかったことでのトレンドの転換は当時からあったのでしょう。

人の心理的に、上がっているから、押し目で追従してその勢いが強い状態
で三尊は形成されるのかなと思います。
(弱い状態では、三尊ではなくダブルトップとかトリプルトップ、山の更新ができない落ち方をすると思われます)。

その相場の勢い、人の心理をとらえる物として、三尊が右肩上がりか、右肩下がりかで
この後に「作られるトレンド」が強いかどうか推察できます。
(三尊の場合、右肩が大きく下がるようであれば弱い相場(大きく下がる)
逆三尊の場合は大きく上がるようであれば強い相場(大きく上がる))

エリオット波動の推進波が5波、3波で構成されるという考え方も
1波が初動、2波が初動より上で買いが入る(上がるんじゃない?って思った人がついてくる)
これによって3波が形成されて一番伸びやすくなって(初動によって気づいた人と利確していない初動の人がいるので伸びやすくなる)、
4波でまだ行けると思った人が押し目を作って5波が微妙で終る。
決まったチャートパターンというのは人の心理があるんだと思います。

 

3.まとめ

三尊は一つのサインですし、仮想通貨では流行りなので特に意識されていると思います。
ただ、頻繁に出ます。探せばいくらでも見つかるんですよね(笑)
ですので、長い足で出るのを信頼性の高い情報と見るのが良いかと思います。
あとは、意識されやすいポイントのラインで出るかどうかでしょう。

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